奥華子さんのライブを吉祥寺Star Pine's Cafeで見てきました。客席はいつもより
テーブルの数が少なく、椅子がきっちり並べられていて、結構たくさんの人が来て
いました。
○歌姫楽団
1. “泣かないで その涙は…”
2. 銀座ミッドナイトアワー
3. I'm lonely
4. Lucy in the Sky with Diamonds(The BEATLES)
5. Sing
6. クラムボン・ウォーター・ドロップス
7. “5月の憂鬱…”
今回は4,5曲目でFlのサポートが入っていました。女性のサポートが入ること、
カバー曲をやることも無いことだとか。ビートルズのカバーも歌姫楽団らしい
ねちっこい感じになっていたりして。「銀座…」や「クラムボン…」などの
インパクトの強い曲が良かったですね。
○川久保秀一&原田博行
それぞれ別に活動している二人ですが、Star Pine's Cafeで対バンしたことを
きっかけに、今回二人でのステージをすることになったそうです。2組分の
時間なのかと思ってしまうくらい長めのステージで、スタッフが途中で急かしに
来るなんて初めて見ました。前半は少しガタガタしている感じでしたが、後半に
なるにつれてバランスも良くなっていたと思います。川久保さんよりは原田さんの
声・メロディーの方が好み。
○奥華子
サポートはGt。
1. 月光
MC 「最後まで寝ずに聴いていってください。」
2. 泡沫
3. 木もれ陽の中で
MC 夏の終わりが好きという話。淋しげな雰囲気が音楽活動にぴったりだとか。
夏の思い出として、富士山に登った話。日焼けしないようにタオルで肌を
出さないようにしていたけれど、撮った写真が誰か分からないくらいになって
しまった。コンビニのおにぎりは、パリパリした海苔が富士山ではあまり
おいしくなかったとか。
4. その手
MC
5. Rainy Day
6. 自由のカメ
MC レコーディングは第2段階とのこと。名刺サイズのチラシ(?)について、「名刺を
持っていないので、名刺に憧れます」とのこと。今回のライブは2ヶ月前から
緊張していて、楽屋でマジカルバナナをやってもらって緊張をほぐしたとか。
7. 楔
歌詞の内容はほとんど実話らしいです。
抑揚の付け方もしっかり形になっていて、唄の広がりが出ていました。唄そのものの
内容は平均的と言ったところ。前半はGtとのバランスが何となく気になる感じでした。
また、ピアノの音が妙にこもっていて、安っぽい音に聴こえてしまったのが残念。
「自由のカメ」でのキラキラしたアレンジは、楽曲の雰囲気をうまく表していると
思います。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2002