浜松町CLUB JUNK BOX TOKYO BAYで“ウタノチカラVol.3”を見てきました。 正直なところ動員が心配だったのですが、Vol.1,Vol.2同様の盛況ぶりでした。

○入日茜
  オープニングアクト。
 1. 真夜中の猫
 MC
 2. 白い部屋
 3. シルエット
  以前あった声の震え(意識的にかけているビブラートではない)が目立たなくなって
  いて、唄い方が安定してきていることがわかります。曲によって時間の流れが
  変わるような雰囲気作りをするためには、オープニングアクトの短時間では厳しい
  かもしれません。

○[ma]
 1. Liberty
 2. かげおくり
 MC
 3. 月
 MC オムニバスアルバムの宣伝。
 4. 今日も明日も
 5. サンタさんへ
 MC ライブ告知。
 6. ステップ
  ayakoさんの高音域はやや弱め、連日のライブ疲れということではないと思いますが、
  この日のライブはキーの高いボーカルが多いため、上のE以上の音が弱いとちょっと
  物足りなく感じてしまいます。mayuさんは全般的に安定した内容でした。今回は
  静かなタイプの曲が多く、「テンポのある曲」と紹介された「今日も明日も」が
  ほのぼのとするレベルのテンポなので、もう少しはじけても良いのではないかと
  思ってしまいます。

○守屋里衣奈
  Gtのサポート。
 1. 弾丸と花
 2. モモ
 MC
 3. cannot
 MC
 4. flee
 MC
 5. 地図がない
  ぎゅっと絞り出すように唄いながらも、突き刺さるようなハイトーンが会場に
  響いていました。低音域から高音域まで安定した唄でした。今回の中では
  「Free」が一番私の好みかもしれません。

○Boogaloob
  Bs,Dr,Keyのサポート。
 1. ???
 2. ドール
 3. 不幸せという名の猫(浅川マキ)
 4. うさぎ
 5. 月光
 6. ???
 7. ???
  ブルース系を中心に、レゲエやジャズなどの雰囲気を織り混ぜたライブになって
  いました。「ドール」「うさぎ」「月光」などは比較的好きなタイプの曲。もう少し
  癖というか、アクみたいなものがあるとバンドとしてのカラーが出てくるのかも
  しれません。

○新井裕子
  Perc,Gtのサポート。今回の出演者の中では一番若い?
 1. talk about us
 2. あの空の向こうに
    唄い出しでちょっとミス。
 MC 2ヶ月ぶりのライブ。
 3. true days
 MC 前回のライブでアラニス・モリセットのライブを見に行った話をしたら、今度
    カバーしてみたらという意見をもらったので、今回やることにした。
 4. right through you(アラニス・モリセット)
 5. FLOWER
 MC ライブ告知。昨年のクリスマスは友達とパーティーをして、七面鳥を焼いたけれど
    あまり評判が良くなかった。今年はしっかり味を確認して焼きたい。オーブンが
    無いので実家で…。
 6. A Place Inside Me
  ギターを持っているものの、あまり弾いていません。もっとも、演奏するとそちらに
  気を取られてしまいそうなので、たまに弾くくらいのスタイルで良いのかも
  しれません。守屋里衣奈さんと声質が似ていると思っていたので、守屋さんの後だと
  やりにくいのではないかと心配していましたが、あまり鋭くならなかった分だけ
  柔らかさが出ていたと思います。

○ソラリズム
 1. ザ・ビューティフルワンズ
 MC 今年最後のライブ。
 2. 手をつなごう
 3. 遠くへ願うこの空へ
 MC 「“ウタノチカラ”って良い言葉ですね。ウタってスゴイと思うときがよく
    あります。」
 4. 父の子守唄
 5. ビゼーのハバネラ(Instrumental)
 6. カンヴァセイション・ピース
  前回の赤坂グラフィティのときと同じ曲順でした。ボーカルの表現力は伝わって
  きましたが、若干華やかさに欠ていたかもしれません。接触不良でバイオリンの
  音が途切れがちだったりしたことも残念。Rieさんは「(ハバネラを)一生懸命
  練習したのに…」とステージでつぶやいていました。

 今回やっと新井裕子さんのアルバムを購入。今まで持っていなかったことがバレて しまいました。ちょっと驚かれたのですが、彼女も私の名前を知らなかったようなので おあいこということで(そう言えばこれまで名乗ったこと無かったかも)。 Boogaloobのアンケートを提出したところ、名前を見られ「リンク張って下さって いる方ですよね」と突っ込まれたり…。

 CDなどの物販ですが、アーティスト本人の手売りだと売り上げが違いそうですね。 入日さんを除く全てのアーティスト本人が物販スペースにいました([ma]は電車の 関係で途中で帰りましたが)。JUNKのスタッフはなかなか片付かなくてイライラした かもしれませんが、遅くまで物販スペースに人が集まっていました。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2002