浜松町CLUB JUNK BOX TOKYO BAYで行われた“Cocktail in JUNK BOX TOKYO BAY”と いうライブを見てきました。先日発売されたオムニバスアルバム『Cocktail』に 参加しているアーティストである、NAOKOさん、信保陽子さん、入日茜さんに加え、 太田美帆さんが出演です。
 開演前、入日さんや太田さんが所属するグッデイのIさんに太田美帆さんを紹介 されたり、ベルウッドレコードのAさん(元横浜銀蝿のJohnnyさん)から 挨拶されたりと、かなり妙な状況でした。

○NAOKO
  木下直子さん。新横浜BELL'Sで何度か見たことがあります。
 1. “桜散る今宵は…”
 MC 「どうも今晩は、NAOKOです。」「最後に出演者全員のクリスマスカードがもらえ
    るので、最後まで楽しんでいってください。」
 2. 鎖
 3. 形ないものたち
 4. 風
 MC 「風」は中学3年の若かりし頃(…って、NAOKOさんはまだ20歳前後だと思いますが…)
    に作った曲。今日は出演者お薦めのオリジナルカクテルがドリンクチケットで交換
    できる。
 5. ないものねだり
 MC
 6. 悲恋謌
  ファルセットへのつながりは滑らかで、安定した唄でした。演奏が基本的に4ビート、
  テンポも似ていて、どの曲も同じように聴こえてしまいます。もう少し溜めをつけて
  変化を見せるとか、全体的な抑揚などをつけると印象が変わってくるように思います。

○信保陽子
 1. 散歩(?)
 MC 「今晩は、信保陽子です。」NAOKOさん同様、オリジナルカクテルとクリスマス
    カードの話。
 2. ごめん
 3. 泣き虫
 MC 「ごめん」と「泣き虫」は新曲とのこと。1/17に行われるCocktailのライブ告知。
    「12/22までにチケットを予約すると、2000円のところが2300円になるのですが、
    ビデオが付きます。」…前売り予約チケットの方が高いわけですね(^_^;)。
 4. クリスマス
 5. むにゃむにゃ
 MC TFMのブランニューソングに選ばれて、ヘビーかどうかわからないけれど
    ローテーションで曲が流れる。
 6. 情熱病
  ファルセットが弱く、逆に中低音域の声が良いと思うので、低めの音を活かした曲を
  唄っていくと良いように思います。あと、ゆったりめの深いビブラートをかけると
  唄に奥行きが増すのではないでしょうか。竹内まりやさんのような雰囲気に近づくと
  面白いかも。ストリングス系の音を入れたい感じですね。

○入日茜
 1. 真夜中の猫
 2. 別れの情景
 MC 「ありがとうございます。今晩は、入日茜と申します。生のピアノ演奏を期待
    されていた方もいるかもしれませんが…(キーボードによる演奏)。目を閉じて、
    たとえば、冬の寒い時期に、とあるバーに立ち寄って、店の奥からピアノの音が
    聴こえてくる…そんなイメージで。雪なんか降らせていただければ…。」
 3. 白い部屋
 4. シルエット
 MC 「2002年ももうすぐ終わりますが、今年はCocktailからCDを出すことができて、
    アーティストとしての経験を積ましてもらいました。コーラスの仕事での全国
    ツアーは旅芸人な感じがして、巡業して回っている感覚です。音楽をやる人も
    芸人の一種なので、それは宿命。自分の中で表現していることが、場所を変える
    ことによって吸収できている…。いつか自分の唄を旅回りして皆に受け入れられる
    ようになるといいと思います。」
 5. 水色の街
 6. 魂の唄
 MC 「今日はこのカクテルのイベントに来てくださってありがとうございます。」
 7. リリィ
  細かいミスはあったものの、全体的に繊細さとダイナミックさがうまく同居して
  いて、引き込まれるステージでした。オーケストラアレンジにしても面白いかも
  しれないと思う曲が多いです。

○太田美帆
  Gtのサポート。本人はVoのみです。SUS4としてライブを見て以来、3年ぶりに
  見ることになりました。
 1. かな(?)
 2. 秘密
 MC 「今日はCocktailイベントにお招きくださりありがとうございます(状況を知らない
    と、意味がわかりにくい言い方ですね)。Cocktailに、入っているアーティストでは
    ありません。久々のライブだから嬉しいです。」小さい頃、東京少年少女合唱隊に
    入っていた、ということで「グレゴリオ聖歌」をア・カペラでチラッと唄います。
    「クリスマスシーズンということで、スタンダードな曲を。」
 3. クリスマスソング
 4. ???
 MC 先月1ヶ月ほどオーストラリアに行ってきて日焼けをしている。オーストラリアでは
    初めて乗馬をした。馬とスキンシップを図るため、犬にするように拳を口に入れて
    自分の方が強いとアピールしようか迷っていたら、馬に手を噛まれた。」
 5. 風の歌
 MC 今月からライブをたくさんしようかと思い直した。ライブ告知。奄美民謡を習って
    いる話など。
 6. For Seasons
  ジャジーな曲から、ボサノバアレンジの曲などを唄っていました。全体的に温かみの
  あるやわらかい声なのですが、最後のアイリッシュ系を思わせる雰囲気の曲では、
  堅めの唄い方で、これもまた良い感じ。楽曲のメロディーが奇抜な気がして、もっと
  滑らかなメロディーの曲を唄っていくと一般ウケするのではないかと思います。


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copyright かみと,2002