○古瀬陽子
 1. 夢は夢のままで
 2. Apple Pie
 3. こんな夜に
 4. わかれの支度
  オープニングアクトということで時間は短め。1曲目からギターのチューニングが
  狂っていたのですが、唄い始めてからは直すこともできず…ということからか、
  狂っている6弦をミュート気味にしていたようでした。さすがに弾かないわけには
  いかないフレーズでは、無理矢理弾いていたようにも見えました。唄には安定感が
  あり、声もよく伸びていました。正月は7年ぶりに実家で過ごした、という話もして
  いました。

○とちもとくみこ
  GtVo。
 1. ブルーグレイ
 2. ぼくの美しすぎる人だから
    この曲から田ノ岡三郎さんがサポートとして入ります。
 3. 愛。
    以上2曲では本人はボーカルのみ。
 MC 正月は実家の奈良に帰っていた、という話。田ノ岡三郎さんが別に活動している
    ユニットのサブ＆まみのCDが、行った店では売りきれていた、という話も。
    親戚の子供にお年玉をあげたら、お年玉が倍になって帰ってきたそうです。
    **歳になってもお年玉もらえるなんてうらやましい…。お年玉をくれたおじさんは、
    最近ヴィッセル神戸の監督に就任したそうです。私はこの話を聞くまで、Jリーグに
    ヴィッセル神戸というチームがあることを知りませんでした(^_^;)。
 4. 清らかな河
 5. 声
 6. 響く
 7. ガーベラ
  「ブルーグレイ」「声」のメロディーは好きなのですが、他の曲はあまり印象に
  残りません。音程の取り方が不安定なところもありましたが、とちもとさんの
  甘えたような唄い方だと許されてしまうのかも。ファルセット手前の高音域の声は
  きれいですね。

○鈴木健吾
  GtVo。久しぶりに見ることになりました。あまい声質で丁寧に唄っています。
  楽しげなブルース調の曲や、フォーク系の曲などが中心。３フィンガーや
  アルペジオを多用するアーティストを見るのは久しぶりかもしれません。
  ストリートで唄っているGtVoの多くはストローク系なので、珍しいタイプかも
  しれません(鈴木健吾さんは津田沼や渋谷で唄っているようです)。無理せずに
  唄っている感じで、余裕のある唄でした。

○いしのだなつよ
  軽快なテンポで次々と唄いまくる感じでした。安定した演奏と、メリハリのきいた
  唄で、やはり完成度の高さを感じます。MCでは正月に実家の神津島へ帰っていたと
  いう話。家族で大掃除をしていたとき、窓の外側に出て窓を拭いていたら、戻れ
  なくなって家族に助けを求めたり、家族の団欒のときに家族っていいなぁと感じた
  りしていたとか。家族でキャンプファイヤーのように焚き火をして、父親のパンツを
  焼いた話もしていました。夢に出てくる人は相手が自分を思ってくれている、という
  ことを唄った「夢の話」(?)の後、ちょっと照れ気味に「初夢に出てきました」と
  さらっと話したり、焼き豚を丸かじりしながら深夜テレビの映画を見ていたという
  話もありました。

かみと,2003