○ジムノペディ
 1. トレモロ
 2. 銀河鉄道
 3. お医者様
 4. 竜宮城
 5. 13
 6. ジェリー
  PAの問題だけかもしれませんが、前半の方は少し抑え気味のような印象があって、
  スケールが小さくなりがちでした。静かに始まったライブでしたが、流れるように
  連なる曲は後半になるにつれてだんだん広がりを持ち、会場を怪しげな雰囲気で
  包み込むようでした。今回「13」の前半がキーボードのみのシンプルな伴奏に
  なっていて、楽曲の潜在能力を徐々に発揮するかのようでした。「ジェリー」が
  最後の曲でしたが、今まで見たライブは全て「13」が最後の曲だったので、
  少し違和感が有りました。「ジェリー」は知らない人が入りやすい曲だと思うので、
  出演順が最初だったことから、このような曲順にしたのかもしれません。

次は 時の徘徊 だったと思いますが、ロビーにいるうちに終わってしまいました。

○間慎太郎(GtVo)
  Bs,Dr,Key(女),Gtのサポート。遠くから見ると忌野清志郎さんのような雰囲気が
  感じられましたが、父親が間寛平さんだそうで、お父さんによく似ていると
  思います。今回はバンドでしたが、小編成でのライブもやっているらしく、
  ジャンルとしてはフォークロックといったところ。聴きやすい音楽でした。

○倉橋ヨエコ
 1. 人間辞めても
 2. 屋上にて
 3. 恋愛(?)
 4. 東京ドドンパ娘(カバー)
 5. 泣き止め剤
 6. あなたのわたし
 7. 過保護
  ダイナミックな演奏とオペラのような唄い方で、例によって独特な雰囲気を作って
  いました。唄も演奏も独特で良いのですが、楽曲がかなりとっつきにくいので
  (「東京ドドンパ娘」は良いのですが、カバーですし)、1曲聴きやすい曲があると
  随分変わってくるように思います。

○本田恭章
  GtVo。Keyのサポート。昔何度かテレビや雑誌などで名前を見かけたと思いますが、
  ライブを見るのは初めて。いかにもルックスから入っているかのような、かなり
  格好を意識したライブになっていたと思います。鼻にかかった声で、ねちねちした
  感じの唄い方。

かみと,2003