下北沢440で行われた"DAIZAWA MUSIC STYLE"にこながやひろみさんが出演されました。 このイベントを見に行くのは3回目ですが、例によって開演時に出演順をくじ引きで 決めます。最後にはお客さんによる投票で、最も得票した人がアンコールをする システムです。

○es(やまだゆか)
  24歳の女性。PercGtVo。岡本明日香さんがボーカルのesではありません。
 1. しずく
 2. 飛ぶ記憶
 3. オレンジの庭
 4. やまない子守唄
 5. 右手と左手
 6. 桜涙
 7. ???
 8. 正しき予感
  楽曲が環境音楽っぽくて、コード進行はもちろん、メロディーも散漫。音程も
  中途半端なところを狙っているのだとは思いますが、いわゆる“再現性のない
  音楽”に近い気がしました。これならお経の方がまだ音楽的です。いつ終わるか
  わからない単調さで、かなり退屈。しかも25分の持ち時間を無視して1時間近く
  唄っていて、スタッフに止められてやっと終わりました。それだけ唄っても足りない
  ようでしたが。彼女が進むべきは音楽ではなくパフォーマーへの道ですね。

○ちょっとブリーフ
  John Briefのメンバーによるユニット。GtVo,Perc。全体的に潜在的な力を感じ
  させる内容でしたが、その力をあまり発揮できていなかったかもしれません。
  音の構成がシンプルなだけに、物足りなく感じてしまうのかも。
  ユニット名の“ちょっとブリーフ”って意味的に被っているような…。

○こながやひろみ
 1. 赤いりんご
 2. 雨降り人
 3. キッチン
 4. ひこうき雲
 5. はばたける羽根
  下北沢での初めてのライブとのことで、穏やかな中にテンションの高さを感じ
  ました。比較的あっさりと唄っていた気がしますね。今回のような力の抜け具合が
  良いように思います。前半は少し硬めだったのですが、「キッチン」辺りから
  徐々に力を発揮していました。

○ニベケイスケ
  GtVo。ぶっきらぼうな唄い方。風邪ということもあってか少しパワー不足を
  感じました。後半はギターのチューニングも狂っていましたし。

本来の出演者は以上4組。飛び入りがありました。

○古家学
  GtVo。コロムビアからデビューしていた人。さすがにメジャーで唄っていたと
  自分から言うくらい、力の差を感じさせる唄でした。今後440にも出演していきたい
  ということらしく、かなり気合入っていましたね。

さらにMCをしていた男性(名前失念)も唄っていました。この後、投票結果の発表が
あり、こながやさんが得票1位となりアンコール。ちょっとブリーフが1位になるかと
思っていたので、少し驚いてしまいました。

○こながやひろみ
E1. 愛するということ
  本人も1位になることは思っていなかったようで、派手さはないのものかなり嬉し
  そうな表情でした。

 最後は出演者にビールが振舞われ、全員で乾杯。
 会場にメンズショップランジェリーの“ばんばん”こと、ばんゆうきさんが 来ていました。ニベケイスケさんと話していたので、彼を見に来たのかもしれません。 以前から気になっていましたが、こながやさんとばんばんの顔って似ていますね。
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copyright かみと,2003