米倉千尋さんのツアー“Start on a Journey”の最終公演が 名古屋ダイアモンドホールで行われました。開場時間にはかなりの 人が集まっていて、自分の番号の所まで階段を上がっていくことも 大変な状態でした(構造上あるいはシステム的な問題ですが)。今回は ステージ全体や客席を見渡せる後ろの方で見ることにしましたが、 昨年の同会場も同じくらいの位置で見ていたことを思い出します。
 開演時間が近付くにつれてどんどん人は増えていって、700〜 800程度は入っていたのではないかと思います。17:35頃開演。 千尋さんはこれまでと違うTシャツで登場。遠かったので具体的には よくわかりません。

 1. 夏の終わりの花火
    やはり前日心配した通り、かなり声が枯れてきています。高音域は
    ちょっと苦しそうでした。間奏で拍手が起こったのには、ちょっと
    ビックリです。
 2. 桜色の街
    イントロで一部Keyの音が出ていなかったような…。
 MC 「みんな、今晩は。米倉千尋です。今日ついにツアー最終日。
    1年ぶりに名古屋に帰ってきました。ただいま。声が枯れて
    出なくなるまで唄うので、いい汗かいて盛り上がっていきたいと
    思います。最後までよろしく。」
 3. Butterfly Kiss
 4. 嵐の中で輝いて
 5. I believe
 MC 「みんな、改めまして米倉千尋です。今日もいっぱいぎゅうぎゅうに
    入ってくれて嬉しいです。表参道から始まって、こんなに長いこと
    歌とともに旅したのは初めて。行くところ行くところ待っている人が
    いるのは嬉しいです。街の中の桜も葉桜になっていて、もうちょっと
    長く咲いていてくれたらいいのに。」
    ぜひ来年は、桜前線とともにツアーを組んでもらいたいものです(^_^;)。
 6. Bridge
 7. 月に願いを
    イントロの最初のスネアの音がすごかったです。少し外したのでしょうか。
    千尋さんはGtを弾いています。
 8. 口づけを歌うように
 9. stars
    手拍子が入りますが、頭で合わせる手拍子はいらないと思う曲。
 MC 「名古屋はツアー中に寄りました。握手会があったのですが、こんなに
    いなかったよね。名古屋が一番来ている回数が多い。好きなすがきやも
    あるし。すがきやは幼い頃の想い出の味で、子供の頃、近くのスーパーで
    親が買い物をしている間、すがきやで食べていました。」
    「昨日は雨が降っていたけれど、最終日は晴れましたね。すがすがしい
    気分を味わえる春。」ここで今年卒業して新入学した人を尋ねます。
    「卒業は旅立ちであるとともに、自分を考える時。昨年20代を卒業して、
    もっとしっかりと自分の言葉でメッセージや気持ちを伝えていきたい、
    ボーカルと向き合ってみたいと思ってアルバムを作りました。」
    卒業にまつわる話を思い出す曲。
10. 想い出がいっぱい
    この曲でもGtを弾く千尋さん。最後のコーラス部分はこれまでのライブで
    あまり印象に残っていませんでしたが、新たに追加されたのでしょうか。
11. さくら咲く日に
    この曲の手拍子もいらないでしょう。名古屋の人は手を叩きたいのかと
    思ってしまうくらい、むやみに手を叩いている気がします。
 MC 「みんな、しっとりしたところでここから後半戦です。」お客さんに
    ジャンプをさせてリラックスさせます。
12.TRY ON MY DREAMS
 NC 次の曲に向け、かけ声の練習をします。
13. 空はひとーつ!!
    最後のBsのフレーズがなんだか印象に残りました
    曲中にこの日の罰ゲームの発表。今回は高山さん(Key)でした。
    ピンクのアフロ風かつらに、上半身裸というスタイルでした。
 MC メンバー紹介。
 14. 「手紙」
 15. Sweet True Love
 16. It's a beautiful day
     喉を閉めるような歌い方に変わってきました。唄を
     コントロールしやすいからかも。一部歌詞をラララとごまかして
     いました。曲中で特大のクラッカーが使われます。
 MC 「みんな、ありがとうね。盛り上がったね。ステージのみんなは?」
    次が最後の曲と告げると、客席から「えーっ!」の声。「お別れの
    ときが来るの。そうやって大人になるの。わたしもそうやって
    大人になってきたの。」
    「春のさわやかな風よりも夏を感じる熱気の中…つらいことも
    あるかもしれませんが、今日の汗、声、一体感を忘れずに。」
 17. Start on a Journey
    この曲でもGtを弾く千尋さん。

本編終了。19:10頃でした。アンコールになります。ツアーグッズの
Tシャツの千尋さんが再登場。

 MC 「みんなアンコールどうもありがとう。」イラク戦争の話。
    「小さい気持ちかもしれないけれど、一人一人に伝わって、大きく
    なれば。」
E1. Harmony
    高山さんのKeyのみの伴奏。吸いこまれそうな唄でした。今回の
    ツアーでは予定されていなかった曲だと思うのですが、ツアー中に
    熟した曲、という印象です。
 MC 平和について。「唯一の被爆国として考えなくちゃいけないこと
    あるんじゃないかと。平和について願うなら、グッズ買ってね。」
    このツアーで携帯ストラップについて言い忘れていたかもしれないと、
    ストラップにはクリーナー付きと説明を加えていました。
    「残りが少ないものもあるので、先を争うようにゲットしてください。」
    平和について語っていたのに…(^_^;)。
    奥井雅美さんとのユニットについて。ここでメンバーを呼び込みます。
E3. 約束
    高音域を無理に張り上げたりしない曲なので、声が枯れていてもしっかり
    安定している曲。
E4. WILL
E5. 永遠の扉

ここからダブルアンコールになります。19:40頃。勝人さんの音頭で、
千尋さんを呼び込みます。登場した千尋さんは、また別のTシャツで
魚の形のかぶり物で登場。黒ヒゲゲームの罰ゲームで、メンバーが
いろいろな格好で現れたことに触発されて(?)とのこと。村上さんが
「おさかな天国」のフレーズを弾いて盛り上げます。

 MC 「今日はお魚を犬に加えさせてみたいと思います。」
E6. 犬と赤いフリスビー

ここからトリプルアンコール。19:50頃。

 MC 「今日は本当にどうもありがとう。今日でラストですね。
    淋しいね。終わりは次が始まるということだから…。」
    今回のスタッフ、バンドのメンバー、お客さんに感謝の
    気持ちを伝える千尋さん。
    「今日という日は終わっちゃうけど、また会える日まで
    この曲を胸の中に大切にしまっておいてください。」
E7. いつの日か
    前日同様、少し涙ぐんでいる様子。

ここでメンバーとステージの前で並んでお辞儀をしかけますが…
スタッフを交えてエンジンを組み作戦タイム。
 MC 「まだ帰りたくないもん。みんなと一緒にいたいもん。」

E8. トムソーヤの冒険
    あまり練習していないけれど、とのことでした。曲の中ほどで
    特大クラッカーが炸裂。

 終了は20:06頃でした。ツアー最終日だけあって、かなり盛りだくさん だった気がします。声の状態はベストではなかったので 「無理しないでいいよ」と思ってしまう多少苦しいところもありましたが、 お客さんの盛り上がりも一段とすごくて、千尋さんもそれを感じている からこそ、まだまだステージにいたい、ここで唄っていたいという気持ちが 伝わってくるライブでした。今回のツアーで千尋さん自身も、またひとつ 階段を上ったような、そんな印象を受けました。
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copyright かみと,2003