長谷川都さんの“歌種その6”が渋谷Spumaで行われました。今回は事前にゲストが
伊藤サチコさんであることがわかっていたので、高田馬場CLUB PHASEを早めに切り上げ、
ほぼ開場時刻に到着。結構長い列ができていて、並んで待っていると伊藤サチコさんら
が坂を下っていきました。本来ならば会場のSpumaに電話予約するのですが、今回は
8/9の表参道FABでのライブのときに、わがままを言って長谷川都さんに直接予約を
お願いしていました(その後のライブではSpumaの予約も受け付けていましたが)。
つーちゃんに忘れられたら予約されない、というリスクはありましたが、そこは
つーちゃんを信じて。入場時に受付に名前があり、横でつーちゃんがにっこり
微笑んでOKサインを出していました。
今回もたくさんの人が集まっていて、立ち見も出ているくらい。アンケート用紙に
描かれた“歌種の木”(?)も大きく育って、今回は紙からはみ出す勢い。
いつものように2部構成です。
0. ごきげんいかが
1. 道
MC 恒例となっている“はじめての歌種”となる人を尋ねます。今回はかなり多かった
ですね。一方、皆勤賞は6〜7人といったところ。
2. すてきなふたり
つーちゃんの曲では、この曲のように、あたたかいふわふわした感じの曲が最近
好みです。
MC 歌種その6ということで、6ヶ月続けてきた節目でもある。「春と夏の季節を感じて
います。」ここで歌種の説明。
3. ミルク
最近のスイング系アレンジ。左手の演奏は単調なくらいにリズムをキープして、
右手をもっと大胆に崩していって、半音を多用したり不規則な連符など入れると
もっとそれっぽくなりそう。
MC アンケートについて。次回の歌種の予約がアンケート用紙でできるように
なりました。今後予約キャンセルも多くなりそうな気がしますね。
4. 空の見える公園
あまり唄っていないこの曲、デモテープの時の本人のアレンジとCDのアレンジが
随分違うために、気分的に唄いにくかったそうです。
MC ここでゲスト紹介。今回は伊藤サチコさんです。出入り口の扉のところに立って
いた伊藤サチコさんは、呼ばれて恥ずかしそうに登場。「緊張する〜」と笑って
いました。サチコさん曰くつーちゃんは「素敵で笑顔や歌声が好き。唄を聴くと
どういう人かわかる。温かくて柔らかくて。」一方、つーちゃんはサチコサンを
「冷静で唄声が安定している。どの演奏を見ても完璧。」とお互いにべた褒め。
5. 宿題(伊藤サチコ)
つーちゃんのリクエストでサチコさんが唄います。深みのある、心にグサッと
突き刺さるような衝撃を感じさせる唄い方でした。最近安定感が増してきて、
今まで以上に声の存在感が出てきているように思います。
つーちゃんはうつむいて、歌詞を噛み締めるように聴いていました。
MC 「ゲストとして呼ばれるのは初めてで緊張した」とのこと。
6. 元気をだして(竹内まりや)
二人のセッションです。サチコさんの低音域に力のある唄い方と、つーちゃんの
高音域を撫でるような唄い方、二人の声の個性が競い合うように絡まって、
違うタイプの声にも関わらず、バランスがとれていました。先日の拝郷メイコさん
と長谷川都さんの組合わせよりも、新鮮な印象でした。
MC 「最近愛について考えます。」
7. 愛のかたち
8. 忘れないよ?
この辺りがこの日のライブの一番の聴かせどころ。思いがぎっしり込められている
唄で、重みがあります。
続いて第2部です。
1. 月が消える丘
演奏でちょっとミスして、動揺していることが感じられました。
2. こころの声
前の動揺をまだ引きずっている感じ。最近の曲ということもあり、まだ不馴れな
印象があります。
3. ながれ星
MC 「夏のバカンスに行ってくる」とのこと。「30日頃ってまだ泳げる?」などと
尋ねていました。
4. 大事なのは強く思うこと
MC 前回のアンケートの質問項目に対する回答。
Q. 新しいCDは出さないの?
A. 9月にレコーディングをするけれど発売は未定。
Q. ペットについて。
A. 犬1匹、猫2匹、金魚、メダカ、ネオンテトラ。ネオンテトラに餌をあげすぎて
太りすぎて死んでしまった。
Q. 夏祭りの思い出は?
A. チョコバナナが好き。全色買っていた。
Q. 衣装のテーマは?
A. カメラが入っているので、ちょっとおめかし。下はボンタンみたいな…。
Q. 恋愛トークをしてほしい。恋人はいる?
A. (ほんのりほほを赤らめながら)恋人くらい…いますよ。
Q. 好きな男性のタイプは?
A. 大きい人。2m近くがいい。
Q. 空を見ていると地球が動くことを感じる?
A. よく感じる。めまいしているだけという話もあるけど。
5. はなうた〜明日が思い出になるまえに〜
後半での中心的な1曲。
6. おとなのこども
前曲の拍手をそのまま手拍子にして続けます。
7. 歌をうたおう
再び手拍子。後半ではお客さんにも唄わせていました。
MC 「(客席が盛り上がっている様子を見て)次は最初からこのテンションで。」
E1. わたしはおんなのこ
2部構成で時間的にも長いライブなのですが、もう一度1曲目から聴きたいと
思うようなライブでした。全く同じ内容でも、またきっと満足できると思えるような、
とても自然で快適な時間でした。
1部が終わるとすぐに出ていった伊藤サチコさんも、終演時には戻ってきていました。
伊藤サチコさんの隣にいたのはjunior sizeさんだったらしいのですが、全然気付き
ませんでした(伊藤サチコさんしか見えていなかった…(^_^;))。
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かみと,2003