浜松町CLUB JUNK BOX TOKYO BAYで行われた“ウタノチカラVol.15”を見てきました。

○戸田和雅子
  BardSyrupのキッカワヒロシさん(Gt)のサポート。
 1. グレープフルーツ
 2. レモネイド
    中音域の声の響きがきれいでした。
 3. My Favorite Things(カバー)
 4. 私の妄想
 5. 霧雨
 6. Passing
  サポートが入るとちょっと安心できます。アレンジ自体は一人のときと大きく
  変わっていないので、特に違和感はありませんでした。「私の妄想」のサビの
  メロディーラインは結構気に入っています。

○ウスギヌ
  しおやえみこさん(Vo)とすずきゆうこさん(Key)のユニット。サポートは
  ドン・ジョンソンのメンバーからBs,Dr,Gt。
 1. 水のうた、月の夜
 2. 25
 3. ここにきて
 4. あかい蛍
 5. 帰ろう
 6. 二度目のプレゼント
  まったりした雰囲気で、ボーカルの声はやや太め。ファンキーな曲なども
  うまくまとまっている感じがありました。楽曲としては後半の2曲が良かったと
  思います。かつてドン・ジョンソンを見たのが吉祥寺MANDA-LA2だったこともあり、
  なんとなく武蔵野系を感じながら聴いていました。
  http://www010.upp.so-net.ne.jp/usuginu/

○高岡奈央
 1. コメノチカラ
    ちょっとバラついている感じ。
 2. 100円ショップ
    バックのサウンドがもう少しタイトにして、ロカビリーっぽくスピード感が
    出るとかっこいいかも。
 MC 9/26に26歳になる。
 3. 手紙
    しっかり唄い上げています。
 4. ちょちょら
 5. 進め進め
    この曲のサビは高音域が続くので、音程をキープするのが難しそう。
 6. 夕陽のうた
  このところ定番になりつつある「手紙」は、「唄がうまい」と言われている人が
  カラオケで熱唱しそうな曲で、これだけ唄えたらいいな…というお手本みたいな
  唄い方でした。ゆうせんとかで流れてきたら気になる曲だと思います。

○[ma]
 1. リプレイ
    唄い出しは弱かったのですが、後半になってきっちり盛り上げてきました。
    以前はこの盛り上げ方が足りなくて、地味になってしまいがちだったのですが、
    それが解消されていたと思います。
 2. 三日月
 3. あこがれ
    2ヶ月前の浜松町JUNKの帰り、高速バスの中で書いた曲だそうです。
    Aメロが単調になりがちなので、もう少し変化をつけるか、後半への布石として
    もっと抑えてメリハリをつけるか、が良さそう。
 4. B型宣言
 5. Days
    最後のハーモニーがきれいでした。
  これまで浜松町JUNKで見たライブの中で、二人が一番大きく見えたライブでした。
  相変わらずゆっくりですが、着実に力を付けてきている気がします。派手さは
  要求しませんが、音や唄の華やかさが出てくる曲があるとアクセントになりそう。
  でも、基本となる路線は田舎っぽい雰囲気を通して欲しいところです(^_^;)。
  9/27の長野信濃町総合会館はホールでのワンマン、10/29発売のミニアルバムを
  先行発売するそうです。また、10月の“ウタノチカラ”は3夜連続出演。

○鈴木朋
  田ノ岡三郎さん(Acc)のサポート。浜松町JUNKでアップライトピアノを使っている
  ところを見たのは初めてかも。
 1. “人ごみがほら途切れた頃に…”
 2. “雲の上を歩くみたい…”
 3. “甘い気持ちは冷めて…”
 4. “振り向く前にあなたに気付いたわ…”
 5. “立派な顔になんてもううんざりなのに…”
 6. “嫌いなとこばかりの君と…”
  終演後にセットリストを配っていたのですが、もらい損ねました。
  歌詞や唄い方など、何気なく攻撃的ですね。かつてのmiyukiさんが鋭利な刃物の
  ようなイメージだとすれば、鈴木朋さんは鈍器のようなイメージ。すごく圧迫感を
  受ける唄だと思います。


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copyright かみと,2003