拝郷メイコさんのワンマンライブ“ソイトゲヨウ”が渋谷クラブクアトロで 行われました。予想通り椅子が用意されていて、その数60〜80といったところ。 お客さんはトータルで、その3倍くらいは入っていたのではないかと思います。 19:05頃開演。久しぶりのバンドライブですが、まずは一人で登場します。

 1. いいこ
    ややかすれ気味の声で唄っています。
 2. トマトスープ
    イントロでサポートメンバーが登場。Key,Bs,Dr,Gt。きっちりした演奏、という
    印象でした。バンドライブだけに、あまりフランクな構成にはできないのだとは
    思います。
 MC 「どうもありがとう。こんばんは。ようこそ拝郷メイコのワンマンライブへ
    おいで下さいました。今日は思いっきり楽しんでください。」
 3. やさしいちから
    やはりこの曲も、普段の弾き語りでのタメがない分だけあっさりしているように
    聴こえますが、柔らかい感じの出ている唄でした。
 MC 「どうもありがとう。鳥肌が立っているの…こんなに集まってくれると思って
    いなかったので。今日はたっぷり唄います。胸の奥にしまっている心を出して、
    スポットライトを当ててあげて下さい。私は泣かないけど、みんなは泣く覚悟で
    思いきり解放してください。」
 4. あめふり
 5. 桜のころに
 6. ゆうぐれ
    イントロで口笛を吹いています。ゾクゾクするほどきれいな声の響きです。
 MC 「どうもありがとう。唄うの大好きです。最近好きになりました。カラオケでも
    唄うけれど、自分の歌は時間旅行。未来に行ったり過去に行ったり、他の人の
    人生も垣間見てみたり。旅といえば10000人のメロディ。このライブは10000人
    達成のお礼の意味もあります。10000人なんて最初は簡単だと思っていました。
    2ヶ月過ぎても1000人に行かなくて挫折しかけた。でも、唄が届いているとふと
    実感して、一人で走っていたのではなく、皆が一緒に走ってくれていると気付き
    ました。」2月以来のバンドライブ、次からは本人のみによる演奏。
 7. かけら
    ややあっさりした感じ。
 8. 冬入り
    メロディーは盛りだくさんといったところ。前日の夜にできた曲だそうです。
 MC 「(新曲について)何か出ると思ってふんばっていました。」
    「10000人のメロディに協力してくれてありがとう。」
    再びサポートメンバーが登場。イケメンズだそうで。お揃いのTシャツを着て
    います。拝郷メイコさんのオリジナルTシャツ2000円。色はピンク、オリーブ、
    ネイビー。
 9. もしも私がお母さんになったら
    初めてのバンドバージョンでの演奏。メイコさんはギターではなくカズー。
 MC 「ゲストを紹介したいと思います。椅子席の方は椅子の裏を見てください。」
    今回も椅子の裏に打楽器が仕込まれていました。当たりの人は今回は“どら”
    でした。うさぎのミカエルが当たりの人をどらの位置までエスコートします。
10. ホーム
 MC メンバー紹介。アルバム『ソイトゲヨウ』に参加しているメンバーとのこと。
11. ななしのおさる
    この曲もメイコさんはギター無し。お客さんに唄わせます。
12. メロディ
    声が苦しそう。演奏が良いだけに、ちょっともったいない。
13. せかい
14. セロファン
    圧巻だった1曲。
 MC 「唄うのがとても楽しい。訳がわからないくらい楽しい。一人で唄うのは嫌い。
    だれか一人でも聴いてくれていると嬉しい。これからも人に唄を届けたいと
    思っています。何か伝えたいわけじゃなくて、聴いてくれている人と気持ちが
    重なったことがわかると伝わったと思えます。」「デビューしてから大切な
    ものが増えました。ずっと一緒にいられたらと思います。」
15. ソイトゲヨウ
16. 空と海
    圧巻だった1曲その2。ギター無しで、唄い終わると座り込んでしまうほどの
    熱唱でした。
 MC 「今日のことをずっと楽しみにしている間に今日になってしまって、今は
    今日が終わってしまうのがせつない。」
17. 家路
 MC 「今日は本当にありがとうございました。幸せです。」

本編終了。21:25頃でした。既に2時間を越えるライブになっています。
アンコールになります。

 MC 「皆のおかげで良い気持ちで唄えました。」いきなりギターのシールドを
    抜きます。前回のように客席の中央に入って、PAを通さずに生声で唄います。
E1. ソイトゲヨウ

 終了は21:35頃。今回も充実したライブでした。中盤はやや声に疲れが感じられ ましたが、最後まで気力で唄い切っていたような印象でした(「もしも私が…」 「ホーム」「ななしのおさる」あたりではしゃぎ過ぎた?(^_^;))。久しぶりの バンドバージョンということで、弾き語りならではの曲の展開と変わっている分だけ しっかりとした枠組みが感じられ、逆に言えば本人の意思に関わらず進んでしまう ようなところがありました。「やさしいちから」など、メイコさんとしては もっとゆっくり唄いたかったのではないかと思います。デビュー前のバンドバージョン とは異なり、ボーカルを聴かせるためのスッキリとした音だったのが印象的でした。
 物販も好調でTシャツは早々に売り切れ、CDもオリジナルブロマイドが3枚が 付くということで、良く売れていました。
 客席に長谷川都さんと石原千宝美さんが来ていました。途中で帰ったのかも。

 私にとって、拝郷メイコさんがソロになってから見たライブは、今回が ちょうど100回目でした。半分は10000人のメロディと思いますが(^_^;)。
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copyright かみと,2003