米倉千尋さんの"azure tour"の2日目が宇都宮VOGUEで行われました。今回の 入場順はFLIP SIDE→VOGUE前売→各種プレイガイド→当日券。お客さんの数は 60前後といったところ。
 17:45頃開演。前日同様「2001年宇宙の旅」のテーマで登場。

 1. Start on a journey
    前日より鼻声に感じます。登場時の音楽はこのきょくに掛けているの
    かもしれません。
 2. 約束の場所へ
    もう少しテンポ上げたいところ。スポットライトの位置が低いため、
    お客さんがジャンプすると千尋さんが影になります。飛んでいる人は
    高く飛ぶことに夢中らしい。
 3. 私の勇気
    感情がこもっていて、前半で良かった1曲。
 MC 「みんな、今晩は。米倉千尋です。初めての宇都宮でのライブ、
    初めて見たという人も、一緒に唄って気持ち良くなって帰って
    もらいたいと思います。」
 4. Beehive
    Aメロは軽めに唄っています。
 5. 空はひとーつ!!
    Bメロのアレンジはもっとすっきりさせたいところ。ビートが
    はっきりするようになると良いように思います。
 6. プレゼント
    途中でソロになるのは前日同様。今回は少し引っ張って歓声を誘って
    いましたが、特に声もかからず残念そう。
 MC 「みんな、改めまして今晩は。米倉千尋です。ツアー2日目、宇都宮に
    乗りこんでまいりました。今日は晴れたね。昨日はショックだった。
    一沫の期待?不安?ちょっぴり期待したけどお湿り状態。」
    宇都宮初ということで、初めて見た人を尋ねます。「私こんな
    大きいんだよ。足浮いているけどね。」
    アルバムに栃木の曲が入っている。「夢の地図」の織姫神社。栃木に
    キャンペーンで来たときに聞いたら、「知らない」と言われた。
    「餃子に来たら宇都宮、逆になっちゃった。宇都宮に来たら餃子という
    ことで、みんみんに行ったですよ。行列つくっていて。駅前の餃子の
    中途半端なオブジェ…。」
 7. She
    メンバーのハモりはちょっと怪しい。千尋さんのファルセットも
    外れ気味。
 MC ツアーパンフにワゴンの絵がある。「今日早速ワゴン?バン?に乗って
    来ました。以前、佐野のインターで下りてアウトレットに行ったら
    品揃えが良くて、3万数千円のブーツを値切って7千円ちょっとで
    買いました。小学生の頃に修学旅行でいろは坂へ行った、そんな栃木の
    思い出でした。」
    「皆さんに曲をプレゼントしようと思います。」
 8. FRIENDS
    やや不安定。バラードだけに目立ちます。
 MC 「和みつつ…笑っていただきましたが。穏やかにセッションするのも
    良いかな、って。」
    前回は6都市8公演、得たもの、発見したものが大きかった。唄を直接
    届けたいという思いが強くなったので、今回は9都市。「音楽をやりたい、
    生の音楽をやりたい、と思うようになって、一歩踏み出してみないと
    わからないこともあるとわかりました。」
    アルバムの「幸せに向かうひたむきな姿」について、「自分にとって
    幸せとは唄うこと。唄うためにがんばってきました。」
    「光に憧れる自分と、光の中にいる自分、その両方が詰まった曲を。」
 9. エミリー
    勝人さんのギターは歪ませすぎと思います。
10. 冬のひまわり
    やけにベースの音が目立っていました。
11. 星になるまで
    大サビの前はもっとすっきりさせたいところ。ア・カペラ状態に
    近いくらいでも良いかもしれません。
 MC 「キャーとかチッヒーとか(お客さんの歓声が)来なかったですね。
    転換の間、ちょっと期待するんですよね。」
    「ここから後半戦。「夢の地図」ではr.o.r/sの振り付けをパクり
    ました。」
12. 夢の地図
    後半ややフラット。
13. クローバー
    このライブの後半は、この曲あたりから雰囲気が俄然良くなりました。
14. WILL
15. 飛べ!紙ヒコーキ
    コール&レスポンスとメンバー紹介。斉藤さん(Bs)の飛ばした紙飛行機は
    今回もまともに飛ぶことはありませんでした。先端部分は当たっても
    危なくないように折ってあるのですが、どうもバランスが悪いみたい。
16. Return to myself
    イントロ部分はもっと前の曲にかぶっても良いかもしれません。
    とにかくこの辺りはたたみかけるように、ライブ感を大切にしたい。
    サビ部分の4小節くらい、派手に歌詞を飛ばしてしまいます。
17. It's a beautiful day
    昨年までに比べ、曲に合わせて振る手のテンポが半減しています。
 MC シーンとした中に携帯の酸素を吸う音が響きます。この雰囲気は
    かなり微妙ですね。一番の盛り上がりの後にお客さんが静まり
    返っていること自体、奇異な感覚です。
    「(酸素を吸いつつ)高山病なのよ。(ステージの分だけ)ちょっと
    高いのよね。」
    「些細な日常の幸せを大切に感じ取れるようなazure、ツアーを
    通じて幸せを見つけていきたいと思います。
18. Heaven's Door
    サビ前のブレイクの後、もっと盛り上がるべきだと思うのですが、
    テンポが遅いのか、リズムの刻みを倍にすべきなのか…。

本編終了は19:33頃。アンコールになります。

 MC 「みんな、アンコールどうもありがとう。」妙にほのぼのとしてます。
    「(初めての宇都宮なので)どのくらい集まってくれるか不安でしたが、
    こんなに集まってくれて嬉しい。」
E1. 犬と赤いフリスビー
 MC 「グッズが売っているわけだす。」噛んでしまったことから、昨年の
    神戸でのイベントでこけた話。
E2. 遠くへ
E3. 嵐の中で輝いて
 MC 「懐かしくホットな曲をお届けしました。9ヶ所回れるのは幸せなこと。
    どんどん唄を届けていきたいと思います。来年はデビュー10年目、
    ワンマンライブを始めたのも5年目からで、足取りは遅かったかも
    しれないけれど。」前日告知し忘れたと思われるベストアルバム
    『BEST OF CHIHIROX』の紹介。
    「唄いたいという気持ちだけでここまで来ました。」
E4. ドルフィン・ソング

 終演は20:02頃。前日と比較すると、MCの位置や曲順、曲目が若干変わっていて、 構成としては随分はっきりしてきたと思います。なんとなくホールコンサートの ような構成に感じられて、「夢の地図」あたりでお客さんが総立ちになるのかな、 といった絵が浮かぶようでした。ホールが望ましいわけではありませんが。
 ポップなライブにしては結構煽っているし、ロックならライブにしては生ぬるい、 そんな折衷案のようなところがありますね。もう少しメリハリが出てくることを 期待します。
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copyright かみと,2004