米倉千尋さんの"azureツアー"最終日、渋谷O-EASTのライブを見てきました。 お客さんの数は300前後でしょうか。ON AIR EASTだった頃よりも狭くなった気が します。18:10頃開演。ステージ後方と客席側面に映像が映し出されていました。 映像は、海の中を動くようなものから虹が出ている海上に視点が移るというもの。

 1. Start on a journey
 2. 約束の場所へ
 3. 私の勇気
 MC 「みんな、こんばんは。ついにツアー最終日、東京に帰って来たよ。どこよりも
    一番熱くなることを願ってます。良い思い出を作っていってくださいね。」
 4. Beehive
 5. 空はひとーつ!!
 6. プレゼント
 MC「(各メンバーへの声援を受けて)みんな、改めまして、勝人です。“姫”という
    声もあってちょっとうれしい。改めまして米倉千尋です。」
    3月20日から始まったツアーを振りかえります。
 7. She
    ここからメンバーが前に出てきて、アコースティックバージョン。
 MC 搬送トラブル(?)でスタンプラリーのスタンプが行方不明になっている。
    「集まってくれたみんなに、気持ちをたっぷり込めて唄いたいと思います。
    静かに聴いてくださいね。」
 8. FRIENDS
 MC 「ツアーが今日で最終日というのが残念。」昨年のツアーがこれまでで一番長い
    ツアーだった。その中で得たこと、ミュージックライフに対する考えが変わった。
    「直に私の体を通してみんなに唄を届けなければいけない、と思いました。」
 9. エミリー
    ここでも映像が使われています。木もれ陽→フラッシュバックのような街の断片
    →夕陽→満天の星空。
10. 冬のひまわり
11. 星になるまで
 MC 「酸素ボンベ登場です。わかりますね、ここから後半戦です。まだまだ汗かいて
    ないよね。」
12. 夢の地図
    客席に3ヶ所の張り出しがあり、以降も走り回って有効に使っていました。
13. クローバー
14. It's beautiful day
15. WILL
16. 飛べ!紙ヒコーキ
    曲中でメンバー紹介。映像として名前などが映し出されます。勝人さんのときに
    メガホンが天井から下りてきますが、不調のため作戦失敗。
17. Return to myself
 MC 「みんなありがとう。楽しんでくれた?みんなの笑顔と声に元気をもらいます。
    みんなの街に行って笑顔をもらわなくちゃ、と思います。このツアーでいっぱい
    アジュールを見つけられた気がします。」
18. Heaven's Door

本編終了。20:06頃。アンコールになります。

 MC 「みんなアンコールありがとう。最後のアンコールだと思うとうれしいやら
    寂しいやら。」
E1. 犬と赤いフリスビー
 MC ツアーグッズの紹介。タオルは売り切れたらしい。
E2. 遠くへ
    アーチェリーで頑張っているファンに向けて書いた曲だったとか。
    ライブ映えする曲です。
E3. Carry On
 MC 「今日は本当にみんなどうもありがとうね。次で本当に最後の曲になります。
    来年デビュー10年目、大切な時間の蓄積ができた10年でした。」
    ベストアルバムについて。
E4. ドルフィン・ソング
    水の中のような映像が使われています。

この時点で20:37頃。ダブルアンコール。「もう一回」との声が上がります。
「もういいか」に聞こえたりして。

 MC 「まだまだ帰るわけないよ。」
E5. 嵐の中で輝いて

一度メンバーが全員と共に挨拶をするために前に並びますが、「もう1曲やりたい」

E6. Little Soldier

 ライブ終了は20:50頃。何度も投げキッスをして名残惜しそうに退場していきました。 映画のエンドロールのように関係者の名前が映し出されます。 ここでBGMとして流れていた「To Your Heart」を聴いて、改めて喉の調子の悪さを 感じさせられました。全然声が違う…。
 ツアーの最終日ではあるものの、前回のライブからは1週間近く空いているので 少しは復調しているかと期待していました。でも1曲目から“はがれそうな声”で 力任せに唄っているところがありました。力任せでも似合っている曲は「遠くへ」や 「Carry On」といった辺りで、中盤のバラード系は痛々しいくらい。曲の構成として ちょっと積め込みすぎていたのかもしれませんし、ツアー全体を通してのペース配分を 間違えたのかもしれません。机上では充実してはいるものの、実演で千尋さんの喉が ついていけなかった、といったところでしょうか。

 スタッフを含めもっと身軽に動けるようにすること、ファン層に合った 料金・時間設定にすること、曲数を減らして全体的な時間を短くし、柔軟な構成を とれるようにすること、を実現できれば、来年以降ツアーの会場数を増やすことが できると思います。できないのであれば、東名阪などの大きめの会場に集中した ツアーにするべきと思います。
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copyright かみと,2004