“初夏の歌声”2日目はラ・フェット多摩南大沢です。台風の影響からか
風は強いのですが、真夏の太陽が降り注ぐ一日でした。
○谷口深雪
今回は椅子に座って唄っていました。
1. 紡ぐ
唄い出しこそ一瞬危なかったのですが、すぐに持ち直しています。
以前のような張り上げる感じが和らいでいて、柔らかい唄い方に
なっていたのは好感が持てます。
2. きみがわらえば
しっとりと唄い上げる感じ。
3. ピース
4. リアルタイム
歌詞の乗せ方が若干気になります。
5. ひとつに
オーケストラにアレンジしたいような、スケールの大きな曲です。
全体を通してしっかりとした唄で、良い内容でした。ますますsinonさんを
連想させる声に近付いている気がして、私としては嬉しいところ。
ニコニコと楽しそうに唄っていて、さわやかなイメージを抱かせます。
6月25日発売の2ndアルバム『ソノムコウヘ』を先行発売していたので、
早速買ってきました。
○拝郷メイコ
1. やさしいちから
2. あめふり
晴天ですが「あめふり」を唄っていました。後半少し苦しそう。
3. ソイトゲヨウ
4. メロディ
5. 家路
一部歌詞が途切れる感じになってしまったところがありました。
声がきれいに伸びていて、全体的にうまくまとまっていたと思います。
昼下がりにふさわしく、ゆっくりと流れる時間を確かめるような、
そんな内容でした。今回は東芝ダイナブックのCMソングを忘れずに唄って
いました(ア・カペラ)。
○伊藤サチコ
1. 心の扉
2. 嫌いになってください
3. 赤い魚
4. 宿題
5. 僕の場所
若干不安定さがあるものの、思いきりの良い唄い方は前日よりも良かったと
思います。「心の扉」を聴きたい今日このごろだったり、久しぶりに聴いた
「嫌いになってください」だったり、じっくりと聴かせてもらいました。
「僕の場所」はMCを受けて、青い空を見上げながら聴いていました。
一部危ないところはうまくごまかした感じ。
すっかり陽も落ちてきて、ステージや客席付近は日陰になっていましたが、
「また日差しが…」と言った後、ライトだったことに気付いて笑っていました。
なかなかのボケっぷりです。
帰り道、拝郷メイコさんに偶然追いついてしまいました。晴れているし
青い電車でも2輌目でもありませんでしたが、まるで見送られる形に…。
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かみと,2004