江古田マーキーで拝郷メイコさん、宇井かおりさんのライブを見てきました。
○拝郷メイコ
MC 「いっぱい来てくれてありがとう。」
1. メロディ
ふくよかな印象でした。少し顎を上げすぎているような声の出し方。
2. 虫歯
かなり久しぶりに聴きました。前半で歌詞がとんだり、コードを間違えたりして
「もういっかいやる!」とやり直していました。
MC 「たくさんいる中で、最初から間違えてごめんなさい。」自己紹介します。
「雨が降るのを楽しみにしていました。心のうさうさ積もっている嫌なものを
流してくれるような気がします。」
「昨日はずっとニュースを見ていました。曽我ひとみさんのキスシーンに
ほろりとしてしまいました。」
3. いいこ
4. トマトスープ
MC 「自分の曲は好きです。唄っていると悪魔が出ていく感じ。そしてみんなに
乗り移る感じ。」「なんとか持ちこたえている今日この頃です。」
「さっきやろうと決めた曲を。」
5. なないろ
6. ななしのおさる
お客さんにも唄わせます。嬉しそう。後半ギターの弦が切れてしまいましたが。
MC 「唄ってくれてありがとう。」
「『ソイトゲヨウ』は、背伸びもせず出し惜しみもせず作ったアルバムです。」
7. ソイトゲヨウ
MC 「今日はびっくりするくらい波乱万丈で、こんなに緊張したライブは久しぶり。
みんなどうか味方でありますように。自分について考えるけれど、答えが
出せないでいます。」
8. ものがたり
MC 「すごく楽しかったです。いろんな意味で、なるべく長く今日の拝郷メイコを
憶えていてくれると嬉しいです。」
9. 家路
気持ちが先行しているような印象を受けたライブでした。空回りしているわけでは
なく、ひとつ上を目指して、自分の思い描いているように唄えていないもどかしさの
ようなものがあるのかもしれません。ハイペースでライブを続けているメイコさん
ですが、時には立ち止まって、ゆっくり周りを見渡してみるのもよい時期なのかも。
○宇井かおり
Key(女)のサポート。
MC 「ゆっくり寝ていってくださいね。」
1. Just You and I
ほっとあたたかい気持ちになる、懐かしい曲です。伴奏のコードにちょっと
違和感がありました。
MC 「10年も前になるので、いろいろなことを思い出します。友達の結婚式に
向けて贈った曲がデビュー曲になりました。」
2. DOOR
ピアノのサポートで唄う「DOOR」は初めてかもしれない、とのこと。
3. ともだち
MC 「(拍手の大きさに)みんなが味方だとわかりました。同じ人種という感じ。」
次の曲は事故で亡くなった妹に言えなかったことを曲にしたもの。
4. ヒーリングランド
MC 「音数が少ない中で作っていく楽しみを知りました。自分は宇宙、大きくなったり
小さくなったり、1曲の中で表現できたら…と思っています。」
5. The water is wide(カバー)
6. When the wind blows
MC 「良い曲に出会えて良かったと思います。」
7. Only Hope(カバー)
8. 夕暮れの星
9. 結晶
MC 「全身を耳にして聴いてくれていることが伝わってきます。」
サポートのコーラスの仕事も勉強になる、という話。
10. ふたり
アンコールになります。今回サポートの まきのれい さんとは2,3週間前から
一緒にやるようになったとのことで、レパートリーが少ないため、唄った曲の
中から、お客さんの多数決でアンコール曲を決めていました。
E1. ともだち
時には凪の海をゆったりと漂うように、時には木々の葉を揺らす風のように、
宇井さんらしい穏やかなステージでした。1曲毎に歌詞を書いたノートをめくる
のですが、まるでそれぞれが絵本のページをめくるかのように曲の世界が
広がっていきます。同じ浸透圧で、着実に染み込んでくるような唄でした。
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かみと,2004