長谷川都さんのライブを下北沢440で見てきました。“歌種その19”です。 今回のテーマは“月”。映画は「月とキャベツ」、音楽は「ドビュッシー・ ピアノワークス」(演奏:アレクシス・ワイセンベルク)。「月とキャベツ」は 映画の舞台挨拶を観に行ったことを思い出します。山崎まさよしさんは 意識的に見に行っていた男性アーティストでしたので。特別飲み物は オレンジブロッサム「怪しい月夜(つーきよ)」と、レモンスカッシュ+ オレンジスカッシュ「しゅわしゅわレモレンジ」、特別食べ物は 「とろろんつーきみごはん」。つーちゃんにとって月はオレンジ色なんですかね。

第1部
 0. “ごきげんいかが…”
 1. 愛ゆらら
    久しぶり(?)にお客さんにも唄わせます。キーボードの低音が少し出すぎ?
 2. みちてゆく
    サスティーン弱め。
 MC 「月とキャベツ」の撮影現場の廃校にロケに行ってきた。
    カバー曲のコーナー。
 3. It's only a paper moon(ナットキングコール)
    お客さんの手拍子がありますが、ちょっと走り気味。前日に唄おうと
    思いついたのだとか。
 MC 歌種の説明。今回のゲストの鳳山雅姫さんを呼び込みます。
 4. 似た月(朗読)
 5. 皮(朗読)
 6. うたかたの恋人(鳳山雅姫)
    二人で唄います。つーちゃんは主にハモり。思ったよりもバランス良く
    二人の声が重なっていました。
 7. 月が消える丘
    二人で唄います。鳳山雅姫さんはここまで。
 8. はなうた〜明日が思い出になるまえに〜

第2部
 MC 新曲・未発表曲強化フェア。10月中旬からレコーディング、最初はシングル(?)
    年明けにはアルバム(?)といった予定のようです。CD化されていない曲のうち、
    CD化候補曲をお客さんに選んでもらうために、先月からフェア開催中。
 1. 月の虹
    ちょっとシンプルすぎるかも。
 2. だから僕は髪を切る
 MC 虫に好かれる。両親が不在のため家事全てやっていて、ゴミもきっちり管理して
    いるのに小蝿が出て困っている。
 3. 時のいたずら
 MC おしゃべりコーナー「すてきです」は“運動”。今回は体質改善の話でした。
    中学時代は水泳部のキャプテンまでやっていたのに、今は基礎代謝が少なすぎて
    ジムの人にもビックリされるくらい。
    「幸せは“幸せだと気付くこと”。自分だけが幸せでも、幸せになれない」
 4. 幸せのかけら
    この曲から入倉リョウさん(Perc)が入ります。前半はパーカッションだけでも
    面白い感じになりそうです。
 5. さよならの向こう側
 6. あいのくに
 MC 新曲のコーナー。
 7. おんなじ空の下
    前回の“歌種”で、ダブルアンコールの際にア・ドリブで唄った曲が、公約通り
    1曲となって発表されました。やっぱりお客さんに唄わせます。平和を願う歌。
    入倉さんのサポートはここまで。
 8. 今は昔

アンコール
E1. 土の中

ダブルアンコール
E2. (アドリブ)
    この頃思うことをその場で歌にしていました。

 いつもながらに穏やかでのんびりとしたライブでした。鳳山さんの曲、あまり 唄っていない曲などは演奏に危なげなところもありましたが、「そういう曲です」 と開き直るかのような落ちついた雰囲気でした。「はなうた」は、いつもキーが 高いように感じてしまうのですが、ほぼ2オクターブを使っていて、低音域のことを 考えると下げようがないのかもしれません。新曲・未発表曲の中では、今回は 「だから僕は髪を切る」「幸せのかけら」「さよならの向こう側」の印象が 良かったです。特に「幸せのかけら」はパーカッションが効いていますね。
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copyright かみと,2004