原宿アストロホールで米倉千尋さんのイベントライブを見てきました。
10月30日の名古屋Electric Lady Landに引き続いての、東京バージョンです。
今回は入場待ちしている人たちにクイズの問題と解答用紙、アンケート用紙、
オリジナルペンが配られます。チケットにチェックを入れることで配布済みか
どうかを区別していましたが、このときクイズの問題と解答用紙、アンケートしか
もらえなかったために、ペンをもらいそびれました。物販に関しても名古屋同様。
ステージのセットも名古屋と同じですが、スペースの関係から、ぎゅうぎゅうに
置かれているように感じてしまいます。開演は17:35頃。
1. FEEL ME
モニタにはPVの映像が映し出されていました。
2. Bridge
搾り出すように唄っていました。
MC 「みんな今晩は、米倉千尋です。“Chihiro Yonekura Live the CHIHIROX〜千尋魂〜”
にようこそ。」急に咳き込んでいましたが、瞬間的なものだったようです。
「私の中では幻のような曲もお送りしたいと思います。」
3. Please
4. 斎歌-いつきうた-
映像付き。
MC ここで椅子に座ります。
「皆さん今晩は、改めまして米倉千尋です。まだ、“こんにちは”なのかな。」
「今日は良かった。」と、まずは天気について。「名古屋はスタートを祝うかの
ようなすごい雨でしたが、今日は晴れて良かった。」
名古屋での中日ドラゴンズの話の代わりに、楽天がプロ野球に参入することが
決まったことについて。千尋さん自身もどちらがいいか悩んでいたとか。
ポイントはセールがあるかどうからしく、千尋さんの中でも楽天に軍配が上がって
いたようです。早速楽天のホームページでセールの様子を見てきたとか。
続いてアメリカ大統領選挙について。映画『華氏911』を見たそうで、反ブッシュ
のようでした。「直接私たちには関係ない、物価が安くなればいい」と
つぶやくように言っていましたが、アメリカ大統領選挙の行方は日本の経済に
(千尋さんの言う“野菜の値段”にも)影響があるんですけどね…。
経済も戦争も宗教も様々な連鎖があるので、表面的な要素だけで判断しては
いけません。いや、判断は自由ですが、しっかりした思想を持たない場合は、
人前で話すべきではないでしょうね。中高生に対して社会情勢にも目を向ける
ように導くのは良いことですが。
今回もイベントの形態で、以降、高山和芽さん(Key)、知野芳彦さん(Gt)の
サポートが入ります。
5. Crimson of Butterfly
MC 選曲に困ったのでメドレーにした。
6. 10 YEARS AFTER 〜 Open Your Eyes 〜 Truth 〜 Butterfly Kiss 〜 愉快な鼓動
〜 FRIENDS 〜 My song for you
「Butterfly Kiss」は名古屋同様instrumentalです。「愉快な鼓動」の
高音域がきれいでした。
MC ここで3人が前に出てきて、千尋さんのデビューまでの写真を綴った"CHIHISTORY"
のコーナー。内容は基本的に同じです。
7. 銀河鉄道999(ゴダイゴ)
MC メンバー紹介。
新潟県中越地震について。
8. 名前のない未来図
この曲はKeyのみ。サポートはここまで。
9. 未来の二人に
MC ステージのモニタなのか台なのかわかりませんが、一段高いところに乗って
「盛り上がっていきますよ。最後まで突っ走っていきますよ。」
10. WILL
11. be with you
映像付き。
12. FLAME
炎の映像付き。比較的多めにお客さんに唄わせていました。
13. 永遠の扉
PV映像あり。大サビの高音がチェックポイントですが、きっちり唄っていました。
MC 「みんなどうもありがとう。」
本編終了。19:15頃でした。アンコールとなります。
E1. Just Fly Away
MC 「みんなアンコールどうもありがとう。」
再びサポートの二人を呼び込み、クイズの答え合わせ。前回と全く同じではなく、
Q6が変わっていました。
Q1. 米倉千尋の本名は?(三択) (1)小泉今日子 (2)小泉千尋 (3)小泉純一郎
A1. (2)小泉千尋
Q2. 米倉千尋の生年月日は?(三択) (1)1970年8月18日 (2)1972年8月19日 (3)1972年8月18日
A2. (2)1972年8月19日
Q3. 米倉千尋として、これまでにリリースしたシングルは何枚?(三択)
(1)22枚 (2)21枚 (3)24枚
A3. (1)22枚
Q4. 米倉千尋として、これまでにリリースしたアルバムは何枚?(三択)
(1)8枚 (2)9枚 (3)10枚
A4. (3)10枚
Q5. 2003年に米倉千尋が奥井雅美さんと組んだユニット名はなに?(三択)
(1)r/o.r.s (2)r.o.r.s/ (3)r.o.r/s
A5. (3)r.o.r/s
Q6. 長年飲めなかったのに、突如大好物になった飲み物は何でしょう?(筆記)
A6. コーヒー
Q7. 米倉千尋が'歌手'になる事を決めた思い出の1曲は何でしょう?(筆記)
A7. 杏里「悲しみがとまらない」
Q8. 米倉千尋がいちばん好きなテレビドラマは何でしょう?(筆記)
A8. 「北の国から」
今回の正解者数は発表されませんでしたが、名古屋のイベントも行っている人には
かなり簡単だったと思われます。Q6の問題が変わっているのに「熱帯魚」と答えた
人とか、解答部分を切り取らずに提出した人(ステッカーもらっていた)とか、
中途半端なボケをしていた人とかがいて、それぞれ紹介されていました。
この後でグッズの紹介。
名古屋同様、サポートの二人はアンコール曲には参加せず戻ります。
MC 新曲を披露。
E2. 僕のスピードで
MC 「いかがだったでしょうか、この曲のデモCDがおみやげになります。」
来年はデビュー10年目ということで、形態は不明だけれど唄う回数が増えるとか、
春にはリリースと恒例のツアーを考えている予定とのこと。
E3. 陽のあたる場所
MC 「みんなの応援があって、ツアーを無事終えることができました。」
終了は20:05頃でした。名古屋との選曲上の違いは
「Birth of light」→「Crimson of Butterfly」、
「嵐の中で輝いて」→「WILL」
でした。出口でデモCD「僕のスピードで」が配られます。
中盤で少し声が枯れ気味かな、と思わせるところもありましたが、全体的には
安定した内容でした。肩の力の抜けた、余裕のある唄だったと思います。
今回はメドレーの中の「愉快な鼓動」と本編最後の「永遠の扉」が印象的でした。
この2曲でとりあえず「良かった」と思わせてくれます。「10 YEARS AFTER」や
「未来の二人に」などの前向きな曲、しっとりとしたバラードなどが千尋さんの
魅力を出せると思っていますが、まだまだ元気な路線中心で突き進んでいくようです。
来年はデビュー10年目ということで、“10年後の私はどうしているだろう”と
唄い始めた頃に、思い描いていたような10年になっているでしょうか。
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かみと,2004