吉祥寺Star Pine's Cafeの大晦日スペシャルライブで、長谷川都さん、
タテタカコさんなどの出演するライブを見てきました。ちょうど開場時刻頃に
雪が降り出した寒い一日でした。
○キッチン
Gt,鍵盤ハーモニカ(女)のサポート。
1. 市ヶ谷まで
2. 残業
3. ブックカバー
4. 働き者
牧歌的な雰囲気で淡々としたステージでした。「働き者」のカントリーっぽい
雰囲気など、似合っていると思います。
○one tone
Bs,Vo(女),Gt。
1. 始まりの終わり
2. “いつまでも続くよ…”
3. “急ぐこともないし…”
4. “触れて確かめても…”
5. 時の船
上品な雰囲気ですが、今ひとつインパクトに欠ける印象です。「時の船」は
Pigeon's Milkの「同じ空の下」のような唄い出し。
○humbert humbert
鍵盤ハーモニカ,Bs,Dr,Gtのサポート。
1. アメリカの恋人
2. ひなぎく
3. ふるさと
4. “いくつもの月を数え…”
二人とも癖のある声質で、それが絶妙なバランスで合っている気がします。
○長谷川都
入倉リョウさん(Perc)のサポート。
1. 忘れないよ?
MC 時間がないうえに欲張りなので、メドレーにしてダイジェストで。
2. 愛ゆらら〜土の中〜ミルク〜わたしはおんなのこ〜満ちてゆく
MC おせち料理を朝まで作っていた。ローストビーフを作ろうとしたけれど作り方が
わからず、四隅を焼いてブイヨンに漬けてきた。
ここからhumbert humbertの佐藤りょうせいさん(Vn)がサポートで入ります。
3. はなうた
4. 歌を紡いでうたうひと
唄いおさめにしては多少物足りないところもありますが、メドレーで補った感じ。
メドレーの後半の曲はサビ前から入るパターンでした。
○渡邊奈央
1. ささやかなる光
2. 夢物語
3. 優しさよどこへいった
4. “たかたかと鳴るあの木に…”
情感のこもった重みのある唄でした。内向的な感じや妙な圧迫感があったり、
練習しているところを横から眺めているような、そんな距離感があったり。
渡邊奈央さんを初めて見たのは2001年5月8日、あの頃に比べるとかなり
変わった気がします。
○jessica
Pf(男),Dr,Vnのサポート。Drはれいちさん、Vnは1996年以来(?)に見た
向島ゆり子さん。
1. ワリヨ
2. モール
3. ポカホンタス(カバー)
4. 小児十字軍
スケール感のある唄でした。メロディーは若干とっつきにくい感じ。
○tico moon with湯川潮音
1. (Instrumental)
MC ここで湯川潮音さんとサポートの佐藤りょうせいさん(Vn)を呼び込みます。
2. “ベルベットのあかり…”
3. あのこの歌
4. Water is wide(カバー)
湯川潮音さんのボーカルは若干不調。声に伸びがなく、パワー不足という印象
でした。雪の思い出について、ランドセルにかき氷のシロップを入れていって、
ポストの上の雪を食べていたとか。
○平泉光司
GtVo。キーの高い透明感のある声でした。普段はCOUCHというバンドで
活動しているとのこと。
ここで小川美潮さんのバンドメンバーがステージに登場。小川美潮さんの乗った車が
雪道で交通事故に巻き込まれて、出演できなくなったとのお知らせでした。
本人は無事だったようですが、玉突き事故の事後処理で間に合わないとのこと。
○タテタカコ
1. “自分より少し小さいひまわりを…”
MC 「長野県のい、飯田市から来ました、た、タテタカコです。」
なんで度もっているのかよくわかりませんが、彼女らしい。
「年末に東京で2回雪を見てしまいました。」
2. 宝石
3. 霧
MC 1/10のワンマンライブの告知。
4. “ここにはあなたがいて…”
MC CDの宣伝。
「さっきまで車に入っていた音源があります。キンキンに冷えております。」
5. 雪と月と君と僕
じっくりと自分のペースを崩すことなく唄っていました。最近調子を上げて
いることが唄からよくわかる感じで、一点のくもりもない声、という印象でした。
初めて見たのは2003/02/24の吉祥寺Star Pine's Cafeでの“ふわり”として
だったことを思い出しつつ聴いていました。今年いろいろと話題になった
タテタカコさんでしたね。
○馬場俊英
小川美潮さんが出演できなくなったことから、他の人よりも長めに唄っていました。
でも調子が悪そうで少し鼻声、1曲目などはところどころ飛ばしながら唄って
いるくらい。風邪ひいていたそうです。それでも後半は自分を励ますかのように
お客さんと熱い空間を作っていました。雪ということでタクシーが捕まらず、
バスも来なくて、自宅から1時間ほどかけて歩いてきた話も。
今度6年ぶりにシングルCDを発売するらしいです。馬場俊英さんを初めて見たのは
1995年4月8日のことでしたが、6年もCDを出していなかったとは意外。
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かみと,2004