下北沢440で長谷川都さんのライブを見てきました。“歌種その23”です。 この日は映画ではなく、2月16日発売のシングルのジャケット撮影の様子、BGMは 長谷川都さんのアルバム『歌をうたおう』でした。特別食べ物はおしるこちゃん (おしるこ)。“歌種”ではいつもは2枚のドリンクチケットですが、今回は1枚は おしるこ引換券でした。

第1部
 正月らしく「春の海」にのせて「ごきげんいかが…」と唄ってスタート。続いて
  歌種のテーマとも言える曲を簡単に。
 1. 愛ゆらら
    既におしるこを食べてしまった人と、これから食べる予定の人で分けて、
    お客さんに唄わせていました。
 2. はてしない空
 MC 「明けましておめでとうございます。ごきげんいかがですか?」
    「今回の映画は映画ではなく、私が流れていました」ジャケット撮影の様子の
    映像で、とても恥ずかしい。今回のテーマは“はじまり”。始まりとなった
    アルバムがBGM。歴史を思い出して、こみ上げてくるものがあった。
    新しいマイク“好子”について。一部分を紺色にペイントして、小宇宙をイメージ
    してみた。年を越すと新しいパンツをはく。
 3. 言葉なんてなければいいのに
 MC 今年の抱負は「健やかに。」、でもまだプールに行けていない。歌種の説明。
    ここでゲストの紹介。今回は佐藤万衣子さん(Vc)と佐藤帆乃佳さん(Vn)。
    「同じ“佐藤”ですが姉妹ではありません。おそろいの衣装ですが双子では
    ありません」自分の唄と弦とのマッチングに感動した。
    二人とも現役音大生で、佐藤帆乃佳さんは前回の歌種のゲストだった、藤田大吾さんの
    サポートをしている。佐藤万衣子さんはjunior sizeさんと同じクラスだった。
    さらにいつもの入倉リョウさん(Perc)も参加。
 4. ながれ星
 MC 舞い上がって前奏を間違えた。
 5. わたしはおんなのこ
 MC 今までで一番楽しい「わたしはおんなのこ」だった。
 6. 都歌
 MC ゲストサポートはここまで。
 7. はなうた

第2部
 1. 心の声
 MC 「おしるこ食べましたか?」小豆をつーちゃんが煮たという話。
    「小さな庭にこの花を植えています。空気を明るくする花」
 2. バラが咲いた(マイク眞木)
 MC 1966年の曲。「40年も経って、庭のバラに水をやっている女子がこの曲を
    思い出して唄いたいと思ったなんてすてき」
 3. 今は昔
 MC 「すてきです」のコーナー。元々はラジオをやっていたときのコーナーだった。
    今回は「生き物を飼うということはすてき」。最初1匹の猫だけだったけれど
    子供を産み、犬、金魚、めだか、今度は鳥が来た。犬を飼ったきっかけは、
    心がふさいでいたときに「犬がそばにいると元気になれる」と聞いたから。
    犬の“音”(おとという名前)は、鼻がわかめのにおい。「わかめと音のうた」や
    今度来たこざくらインコのチッチちゃんの「チッチちゃんのうた」など、すぐに
    歌ができる。自分が世話をしないと生きていけないので、どんなに自分のことが
    いっぱいいっぱいでも世話をすることでカリカリしなくなった。
    再び入倉さんを呼び込みます。
 4. 鳥のワルツ
 MC 新曲のコーナー。親が転勤の多い仕事で、自分には故郷がない。現在兄はアメリカ、
    両親は中国にいる。
 5. 故郷の空
 6. Fuzzy Peach
 7. おんなじ空の下
 MC 入倉さんのサポートはここまで。次回の歌種でシングルを発売する。
 8. 満ちてゆく

アンコールになります。
E1. おやすみさん

ダブルアンコール。4人のセッションのリクエストがあり、急きょ4人で。
E2. (アドリブ)
    準備ができるまでアドリブでつなぐつーちゃんですが、結局4人もそのまま
    アドリブに参加してセッションとなりました。1コードの簡単なもの。
E3. 都歌

 今年最初のつーちゃんのライブということや、もうすぐCDが発売になることなどから、 気合いの感じられるライブでした。自身のキーボードですが、今回はなんとなくきつめの 音色でした。新年にふさわしいともいえますが、朝の幼稚園から聴こえてきそうな元気な 演奏でした。今回からPA担当者が変わったことが影響しているのでしょうか。 演奏そのものはリズムが崩れがちだったり、音が抜け気味だったりしました。とはいえ、 次回のシングルに入るという(まだ秘密らしい)2部最後の2曲とアンコール1曲目は 唄とともに充実していました。
 今回はゲストが実質サポートという形で、良かったような残念なような。 なお、佐藤帆乃佳さんは2日前の新宿Naked Loftでも藤田大吾さんのサポートで 見かけました。
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copyright かみと,2005