いとうゆうこさんのライブが赤坂ノヴェンバーイレヴンスで行われました。
悠々という表記でのライブです。2部構成で19:30と21:00からの2ステージ。
19:30
サポートは東純二さん(Bs)、佐々木総作さん(Key)。
1. ミントブルー
リクエストを受け付けるというメールをもらっていて、そのときは
「がんじがらめ」とかリクエストしてみようかとも思ったのですが、
結局何も告げず、会場に向かう途中で「今日の気分は「ミントブルー」だ」
と思っていたところだったので、この曲からスタートしたのは嬉しい。
2. 風
まるで地鳴りのように唄っていました。
MC 宇崎竜童さん・阿木燿子さん夫妻がオーナーのノヴェンバーイレヴンスは、
デビューするちょっと前に3回ほど出演した。ライブ後に酔って泣いたり
していた。
3. Minimum
4. LOVE LETTER
MC Rough Diamondsとしてのインディーズ盤は愛情たっぷり。
5. Blue
Bメロの展開が滑らかです。
MC 最近丸くなったけれど、2人くらい喧嘩別れした。
6. ありがとう ごめんね…(牛島正人)
ア・カペラ。
7. Amazing Grace
日本語詞の付けられたものでした。
8. フォークソング
アコースティックギターの3フィンガーの印象が強いだけに、ちょっと
妙な感じではありました。
MC 唄い続けることを約束した曲を。
9. 星のかけら
前半は淡々とした印象でしたが、後半ぐいぐい盛り上げていきます。
MC 「最近はこんなラブソングしか書けません。」
10. Jazz猫
21:00
広尾で行われたライブのようにステージに赤い布が敷かれ、着物で登場。
効果音は、みしゅさんとのこと。
1. 通りゃんせ
以前のように小さな琴でイントロを弾きます。
2. あやつり人形
以降は基本的にミニギターを使っていました。
3. レモン
4. マリア
5. 羊飼いの唄
6. かごめかごめ
ア・カペラ。
7. 虹の橋
8. 路地裏のカラス
9. Jazz猫
10. あやつり人形
前半は言ってみれば以前のスタイルに近いもの。古い曲ばかりという
わけではないので、これまでの活動の延長線上にあるような内容でした。
本人曰く「(性格が)丸くなった」とのことで、確かに唄にも表れている
ように思います。落ち着いたというか、着地点を見つけたような安定感が
あります。
一方、後半は新たな挑戦の世界という感じ。今年の初めにこのスタイルの
ライブを見ていたので、セッティングの段階で「あれをやるのか…」と
予想できました。マイクが低めだったためか背中を丸めてうつむくように
唄う姿は、まるで琵琶法師が諸行無常を説いているかのようです。あるいは
怪談を語っているようにも見えます。夢に出てきそう。
曲は懐かしいものが多く、シンプルな構成だけにストレートに伝わってきますね。
赤坂といえばTBSでの「赤坂ライブ」に出演されていたときよりも、
別の「赤坂ライブ」のときに偶然会ったことを思い出します。
そんなTBS会館はすっかりなくなっていました。
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かみと,2005