長谷川都さんのライブを下北沢440で見てきました。“歌種その27”になります。
今回のテーマは「絆」、映画は「I am sam」、音楽は「I am samサウンドトラック」、
食べ物は「水菜で絆!!ジャアジャア麺」、飲み物は「ふたりはひとつ」
(パフェタモール+ジンジャエール+オレンジキュラソー)、「チャイですの。」
(アイスチャイ)となっています。
第1部
0. うふふ
1. すてきなふたり
2. 土の中
MC 最近嬉しいことがたくさんあった。お客さんの中から3組立て続けに、結婚報告
を受けた。今日のテーマは「絆」。
3. あいのくに
MC カバー曲のコーナー。カバーは大変なこともあるけれど月1回挑戦し続けたい。
4. You are the sunshine of my life(スティービー・ワンダー)
MC 大きなステージで唄えるようになったら、スティービー・ワンダーのように
(ピアノごと)ぐるぐる回りながら唄いたい。
新曲のコーナー。
5. からっぽの月曜日
空想でできた曲とのこと。週末は彼氏と会っているけれど、月曜日になると
会えなくなってさびしくなる気持ちを唄ったもの。
MC おしゃべりコーナー「不満です」。行きつけの喫茶室に行ったところ、
ミルク多めのカフェオレを頼んだら「できない」と言われたり、テーブルに
資料を広げていたら「勉強や仕事はしないで欲しい」と言われたりと、入った
ばかりの店員の融通が利かないため、不愉快な思いをした。
前日の東京ドームシティラクーアガーデンでのイベントで、聴いてくれた
お客さんに「歌を聴いてがんばれる気持ちになれた」と言われた。一人の心を
上向きにさせられて、唄っていてよかったと思った。
6. 忘れないよ?
MC
7. はなうた
第2部
サポートの入倉リョウさん(Perc)とともに登場。すぐに今回のゲストである
ラブハンドルズの二人を呼び込みます。
1. 君の背中が好き(ラブハンドルズ)
2. こころの声
つーちゃんは伴奏に専念。
MC 歌詞の聞き間違い、勘違いについて。
3. 手のひらサイズの残像(ラブハンドルズ)
MC
4. 夏のはじまり
ラブハンドルズの溝下さんが作ってきた曲に、つーちゃんが詞をつけたもの。
ラブハンドルズの二人の出演はここまで。
5. ミルク
6. fuzzy peach
7. 満ちてゆく
MC
8. おんなじ空の下
アンコールになります。ギターを持って登場。入倉さんもサポート。
E1. 愛ゆらら
「(ギターを弾いていたことは?)他言しないように」とのことでしたが、
書いてしまいました。つーちゃんのギターは形を追っているような弾き方で、
かつてNonさんのギター演奏を見たときと同じような印象でした。
ダブルアンコール。お客さんのリクエストに応えて。
E2. くちぶえ
口笛をお客さんに吹かせます。
いつもながらに“歌種”らしい濃いライブです。唄として良かったと思うのは
「忘れないよ?」「ファジー・ピーチ」でした。毎月毎月、これまでの曲に対して
きちんと育んでいこうとしていることがわかるライブでした。ラブハンドルズとの
組み合わせもギター演奏もそうですが、いろいろな引き出しを見せられたような
気がします。毎月毎月いろいろと準備が必要でしょうから、確かに大変とは
思いますが、やろうとしていることは生産的で向上心が感じられ、きっと
良い結果となって表れるような気がします。
近頃オフィシャルサイトのbbsに不穏な動きがあったりしますが、この日配られた
“歌種TSUU-SING”にも気になることが書かれていました。テーブルに敷いてある
バンダナ("歌種"、"都"といった字が書かれているつーちゃんオリジナル)の数が
減っているとのこと。“歌種”に客として来た誰かが持ち帰っていると考えるのが
順当ですが、これでは「長谷川都さんの客は泥棒」と言われても仕方のない状態です。
最近のbbsの問題は“なりすまし”ですが、そんな人が一人いると、bbsを
メンバー限定にしなければいけなくなったり、閉鎖せざるを得なくなったりします。
つーちゃんのことも考えられず、自分の欲望が満たされれば良いと考えるような
人はファンではありません。たとえばCD店で「好きだから」という理由で
CDを万引きしてくるような人をファンと言えるわけがないのと同じです。
つーちゃんが喫茶室で不愉快な思いをしたことも、一部の身勝手な人の行動が
もたらした結果です。「自分さえ良ければ」とか「自分が満たされていないから」と
いった理由で、他人の権利を侵害したり財産を奪ったりするのは、物事の分別も
わからない、欲張りでわがまま子供と変わりがありません。精神的に未熟な人が
ファンのふりをして潜り込んでいるということ、一部の精神的に未熟な人のせいで
ファンが偏見を受ける可能性があること、を意識しなければいけなくなりました。
客の増加と共に、精神的に未熟な人がまぎれこんできたということでしょうね。
嘆かわしいことです。
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かみと,2005