2005/08/30 【服部祐民子】南青山マンダラ

　南青山マンダラで行われた服部祐民子さんのワンマンライブを見てきました。 2daysの2日目になります。19:40頃開演。KeyPf,Gtのサポートでした。


 1. マリア
 MC 「どうもこんばんは、服部祐民子です。今日もいっぱい。」
 2. Regret
 3. キュークツ
 MC 夏の終わりはせつない。
 4. Gray Sky
 MC メンバー紹介。平野友義さん(Gt)、西本明さん(KeyPf)。
 5. 僕のうた
 6. 山手線
 7. 日曜日
 MC 夏は曲作りをしていた。現在は次のアルバムのプリプロ中で、1月にリリース予定。
    次回のライブは来年1月20,21日に南青山マンダラで。
 8. ずっと会いたかった
    最初の歌詞が出てこなかったようで、長めのイントロ。それでも出てこなくて
    一度止めてやり直します。
 MC
 9. 720(仮)
    タイトル未定曲。7月20日に作った曲のため仮タイトルが「720」。
 MC
10. 声
 MC アルバムにはメッセージソングも入る予定。
11. 青虫
 MC スタッフとして働いている若者について。彼が「青虫」を作るきっかけとなった。
    先日富山で行われたイベントについて。小室等さんや加川良さんなど、フォークの
    大御所と共演したが、ロックだったのでフォークのイメージが変わった。
    今回のライブがDVDとなって、今年中に発売される予定。
12. 空白の日々
 MC 楽しい曲よりも心に来る曲を書きたいと思っている。
13. アドバルーン
 MC がっつり聴いてもらえる曲は長い。
    「空白の日々」はイーグルスの「ホテルカリフォルニア」のような曲を目標に
    作った。
14. RIVER
 MC 「長い曲をいっぱい唄いましたが、疲れていませんか。」
15. 三日月と星

21:47頃。アンコールになります。
 MC 「伝えたいことは歌で伝えました。しゃべるのが苦手だから唄っているのだと
    思います。」ソニーを離れて5年くらい。これから30年経っても唄っていたい。
E1. 盛岡
    この曲はサポート無し。途中でギターの弦が切れてしまいます。
 MC 「また切れた…。」再びサポートメンバーを呼び込みます。
E2. おんなじものでできている

ダブルアンコール。22:05頃。
E3. 愛の歌

　前半は、少しおどおどしているような声のふらつきが感じられました。声もあまり出ていなくて、まるでデビュー当時の唄に戻ったような印象でした。中盤から少しずつ安定してきて、「青虫」あたりから力が出せていたように感じられ、この日は「空白の日々」が一番良かったと思います。「RIVER」は低音域が揺らいでいる感じで、ギターの音も軽めでした。本編の最後が「三日月と星」で、とりあえずこの曲が聴けたのでよしとしたいところ。この曲はもっと音に余裕を持たせて、スカスカに感じるくらい薄い伴奏でもよいと思っています。「おんなじものでできている」はかなり力入っているように聴こえました。
　全体としては比較的淡々と流れていく印象があって、演奏中は長く感じるのに、 2時間半も唄っていたような気がしない、妙な感覚になるライブだった気がします。曲を聴きながら、同じ岩手県出身の芙咲由美恵さんと比較していました。

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かみと,2005