新横浜BELL'Sで行われた“横濱小町”を見てきました。
○斉藤麻里
GtVo。20歳だそうです。
1. 蜃気楼
2. スケッチ
3. “君の前で泣くのはかっこ悪いかな…”
4. 野良猫
5. “胸の奥が妙にうずいて…”
キーはやや低め。中低音域の声の感じがよかったと思います。声を伸ばした後の
抜き方がうまいですね。素直な楽曲が多く、聴きやすい音楽でした。技術的には
もうひといきといったところですが、今後に期待したいアーティストです。
○JUN
GtVo。サポートでPerc,Gtが入っていました。
1. リンゴノ実
2. 宵の月
3. 未知数
4. アネモネ
5. 人魚の泪
6. 深い森
高めのキーで鼻にかかった声はiyiyimのviviさんのような感じでした。
曲そのものは今一つすっきりしないところがあって、複雑な印象を受けます。
ギターを始めて2年だそうですが、結構変化に富んだ演奏の仕方でした。
この日でJUNという名前を使うのは最後で、9月からはJun Okadaとして活動する
そうです。
○戸城佳南江
1. Shine
2. やさしい嘘
3. take if for granted
4. 深海
5. ココロとカラダ
以前聴いたときは、引っかけるような唄い方がしつこいくらいに出てきて
いましたが、今回はそれほど気になりませんでした。高音域がきれいに出て
いて、もっとパワフルになれば東真紀さんのようなイメージになるかもしれません。
「Shine」「やさしい嘘」が印象的でした。
○I-RabBits
1. 羽根なきトリ
2. MK
3. あなたへ…
4. 純情ダンス
Bs,Dr,Vo(女),Gt。以前、ボーカルのマイコさんのソロライブを見損ねたことが
あります。それからちょっと気になっていたのですが、今回は本来の(?)I-RabBits
としてのライブを見ることができました。ハスキーな声質で、パンチのある唄い方。
タイトなサウンドでしっかりと唄っているときの雰囲気がよかったと思います。
コーラスなどは微妙にずれていたりして、音の精度が高くなると面白いバンドに
なりそう。マイコさんの雰囲気は森口博子さんのようで、福岡出身というのも
多少納得できたりして。
○three-weeks-old lovesick puppy
Bs,Cl(女),Dr,Vo(女),Key(女),Gt。
1. 終わりまで、教えて。
2. tick-tack-toe
3. 左を向いて走ろう
4. エンプティパーク
5. sweeting garden
子供っぽい声をしたボーカルのポップスバンド。フレンチポップなどが似合いそう。
なんとなくInstant Cytronを連想させるような曲もありましたが、Instant Cytron
ほどボーカルが特徴的というわけではありません。クラリネットが結構効いている
バンドでした。
○CHICK-CHICK for Peace
Bs,Dr,Vo(女),Gt。
1. 未来ベクトル
2. Don't a puppet〜のびのび〜
3. FUCK'N DIARY
4. ポテンシャル
5. 限界ショルダー
ポップロック系。最初はサウンド的にスカスカだと感じてしまうくらい、ボーカルが
目立っていましたが、基本的に“勢い”の方が前面に出てきている感じで、
「元気なバンドだけど…」と思ってしまいます。JUDY AND MARYの系列のバンド
という印象でした。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2005