下北沢440で行われた“Una Voce vol.5”を見てきました。 私が着いたときには既に始まっていて、つれづれ食堂の後半でした。 GtVo,Gtの男性ユニット。ふらついた感じの唄い方でした。

○シミズリエ
  KeyVo。Percのサポート。
 1. Stay with me
 2. さよなら
 3. 会いたいよ
 4. プロポーズ
 5. グレープフルーツ
 6. ため息
  鼻にかかった声で、どことなくTAKAMIさんを思わせる響きがあります。
  シンプルな展開の曲を中心に唄っていました。“毒舌ソング”と紹介していた
  「プロポーズ」や、最後の「ため息」が良い印象でした。全体的に声が弱い感じで
  フラット気味だったりするところもあり、声の芯がはっきりしてくると良い
  ように思います。自身のアンケートで[ma]の名前を何度か目にして、前回の
  “Una Voce”を見に来たときに「自分も音楽をやっている」と話したことが
  きっかけで、この日の出演が決まったとか。

○[ma]
 MC ミニアルバムを出して2年。
 1. Innocence
 2. dice cast
 MC 最近ライブが多くなってバタバタとした日々を送っている。
 3. Free Free
 MC 高速バスで東京へ来ているけれど、いつも変わった人を見かける。前回は
    ずっと独り言をしゃべっているおじいさん。今回は、急ブレーキで床を転がる
    茶色い物が…運転席の方に転がり、それを拾い上げた運転手が「栗、転がって
    きたんですけど」車内は爆笑だったとか。結局持ち主が名乗り出ず、運転手が
    預かることになった。バスを降りるとき、栗の落とし主が誰かを確かめようと
    して、最後に降りようとしたayaさん、運転手に「いいの?持っていかなくて」と、
    栗の持ち主だと思われてしまった。
 4. アカシ
 5. ユートピア
 MC ライブ告知。
 6. 花風
  曲毎についても全体構成についても、どこで盛り上げるのかを意識するべきかと
  思います。ぼんやりとしたままで終わってしまいがち。「dice cast」のような
  すっきりとした曲は、前半にさらっと唄う今回のような曲順での使い方が
  似合っている気がします。唄の盛り上げ方とか、場面をくっきりと切り替える
  ようなアレンジとか、そういったところで変化を持たせていくのが良いように
  思います。中盤での二人のハーモニーなどはしっかりしていて、安定した力を
  出せていたと思います。

アンコールでは出演者全員でセッション。セッティング中に誰かが曲のフレーズを
演奏したのかもしれませんが、なぜかアンコールの曲がイントロよりも前に浮かんで
きました。

E1. 切手のない贈り物(チューリップ)

 [ma]の二人と長々話した挙げ句「気になったんですけど、栗は甘栗?生栗?」とか 尋ねている客がいました。…そんなこと訊いてどうするんだろう?そこまでして二人と 話したい単なるナンパの下らない会話を聞かされながら、数分間チケットを 買うためだけに待っていたのですが、私の用件は10秒弱で終了しました。 順番変わってもらえば良かった。
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copyright かみと,2005