○入日茜
  阿部飛鳥さん(Fl)のサポート。
 1. シルエット
 MC 「エネルギーを注いで花を添えてくれる人」と阿部飛鳥さんの紹介。
    音楽活動を始めて5年、以前はライブ前に何か食べることもできなかったけれど、
    今は食べないと心配。南青山マンダラで飛鳥さんと二人だけのライブは初めて。
 2. 哀しみのピアノフォルテ
 3. 骨なしヴァランタン
 MC 「向かい合って演奏するのは妙」という話。
 4. レクイエムが聴こえる
 5. ほどけた糸
 MC 東北遠征など、ライブ告知。
 6. 僕のヒーロー
 MC 飛鳥さんのサポートはここまで。
 7. 斜陽
 MC 四谷天窓のコンピレーションCDについて。
 8. 手紙
  全体的に落ちついた、安定感のあるライブだったと思います。声に伸びがあって、
  以前のような不安定さが気にならない内容でした。決して強い唄ではないのですが、
  その分だけ“しなやかさ”があったと思います。

○未映子
  サポートは清水一登さん(Pf)、佐藤研二さん(Vc)、坂本弘道さん(Vc)、
  三木黄太さん(Vc)。チェロが3台とピアノという構成は面白い。
  以前抱いていた印象ともまた違う、かなり前衛的な内容でした。最初の方から
  高音域ははずれ気味でしたが、いわゆる“魂の叫び”のような激しい内容の
  唄でした。奇抜な展開は二階堂和美さんを思わせるところもあります。
  声質からはMinx ZoneのYukariさんを連想したりしながら聴いていました。
  雑誌「ユリイカ」に長編の詩が載っているという話もあり、きっと凡人には
  理解できないような内容ではないかと、勝手に想像してしまいます。
  客席は関係者らしき人たちが多かったのですが、アンコールで「スタイリストさんに
  用意してもらったヌーブラが外れて…」という話をしたら、男性客が急に注目し
  始めたりして。

かみと,2005