伊藤サチコさんのワンマンライブ“純心〜三日月の夜〜”が渋谷duo MUSIC EXCHANGE
で行われました。アルバム『三日月の夜』にちなんで、曲の名前のついたカクテルが
特別メニューとして用意され、テーブルには星と三日月の飾りがありました。
2人に1つのテーブルといったような客席はきっちりと並べられていましたが、
若干立ち見となるほどの客の入りでした。
19:12頃開演。曲の歌詞の一部などが映像として映し出されます。サポートは
Key,Bs,Dr(女),Gt。
1. 1.2.3
2. MUSIC LIFE
3. マフラー
MC 「最後までリラックスして1曲1曲をかみ締めるように唄いたい。」
4. “一人残された…”
5. 天気雨
6. 退屈しのぎ
7. 雨だれの涙
MC テーブルに飾られた月と星について。
「ライブ久しぶり。楽しく唄って帰りましょうよ」
8. 夕陽ありがとう
9. 夢の途中
立って唄います。
MC 今回のライブがAOLのサポートになっていることについて。写真展やオリジナル
カクテルを紹介。「文句ある人いる?」
メンバー紹介。石崎光さん(Gt)、棚谷祐一さん(Key)、三尾アキラさん(Bs)、
ひぐちしょうこさん(Dr)。(追記:ひぐちさんは元speenaらしい)
AOLで行っていた“純心コンテスト”の大賞受賞者を発表。賞品はこのライブの
バックステージパス。
10. 純心ラブソング
純心コンテストの内容を基に作った曲。
11. 心の扉
ハンドマイクで唄います。
12. 春の道
この曲もハンドマイクで。
MC 皆で「春の道」をハモるのは初めて。
13. 赤い魚
14. 東京の空
15. さようなら、木
MC 歌を作ってレコーディングしてライブして人に聴かせる、1個1個に愛情がこもって
います。「強く願う気持ちは言葉に出さなくても伝わるもの」
16. 三日月の夜
MC 「AOLに感謝、duoに感謝、目に映っているものすべてに感謝。」
17. 心心と
秋田新幹線と思われる映像が出され、映画のエンドロールのようにスタッフの名前が
紹介されます。
E1. 食べていける
一人で登場して唄います。
楽しそうにいきいきと唄っている感じが出ていました。唄そのものは高音域が
不安定になりがちな、いつものパターンではありましたが、後半「赤い魚」あたり
からのパワーはすごいものがありました。「東京の空」は低い方が苦しそうでしたが。
全体的な内容的にはどちらかといえば想定どおりといった感じでしたが、
準備段階の思いの強さが感じられるよく練られた内容でした。
構成としてはアンコール不要だったのですが、映像の途中から「アンコール」と
叫ぶ無粋な客は、どういう意図で映像を使っているのかとか、映像を作った人たちの
思いといったものを全然わかっていないのでしょうね。少々興ざめ。アンコールに
応じたサチコさんも、自身で映像の意味を否定していることに気付いていないようで。
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かみと,2006