HMV横浜ビブレ店で山崎ハコさんのインストアライブを見てきました。
山崎ハコさんはデビュー30周年だそうですが、初めてのインストアライブだった
とのこと。アルバム『ゴールデン・ベスト』発売に伴うイベントです。
Gtのサポート。
1. ララバイ横須賀
2. てっせん子守歌
3. 飛・び・ま・す
4. 気分を変えて
大分日田生まれで高校時代に横浜へ移り、18歳でデビューしたといことから、
デビュー当時の想い出を振り返りながらのイベントでした。いわば第二の故郷での
インストアライブということで、お客さんも彼女と同年代の人が多く、普段のHMVには
ないような、ある種特殊な空間が繰り広げられていました。
「リトマス試験紙のように試しながら唄っている」という言葉があったように、
曲を作ったときから変わらないキーで、声が出るかどうかで体調の良し悪しを判断する
ようです。多少高音域は危ないところがありましたが、うまく力をコントロールしつつ
まとめていました。ブルース調の「ララバイ横須賀」、童謡や演歌的な
「てっせん子守歌」、フォーク系「飛・び・ま・す」、ロック指向の「気分を変えて」
といったように、ハコさんの多面的な部分を4曲だけで表現できていたように思います。
今回発売されたCDがベスト(ユニバーサルミュージックエディションですが)
ということからも、そのような選曲になったのでしょう(なお、「飛・び・ま・す」は
このベストには収録されていません)。
声に宿るエネルギーの強さはさすがで、聴いているとどんどん引き込まれます。
サイン会には参加しませんでしたが、ハコさんのサイン会というのも珍しいこと
かもしれません。
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かみと,2006