四谷天窓.comfortで行われた小林未郁さんのワンマンライブを見てきました。 アルバム『心臓ノ音(ミミナリ)』発売記念ライブになります。
 まずは「ミミナリ30,000Hz」をテーマとしたショートムービーが流されます。 220Hzから順に倍にした正弦波が流れる中、悶絶する未郁さんの映像です。 ちなみに、周波数が倍になると波長は半分となり、音楽的には1オクターブ上がる ことになります。また、440Hzは一般的に基音とされるA(ラ)の音です。3万Hzと 言われると分かりにくい…要は30kHzですね。一般的に人の可聴域は20Hz〜20kHz 程度とされていますが、それ以外の超音波領域もある程度感じます。低調波も 高調波も音圧によっては不快感につながるものです。さらに余談ですが、耳の感度は 年齢とともにどんどん退化していくので、聴こえる音域は歳とともに狭まります。

 1. ブランコ
    以前は「首吊り」というタイトルでしたが、変わったようです。アカペラで
    あっさりと唄っています。
 2. 玩具サーカス<開幕篇>
    こちらも比較的軽め。
 MC アルバム『心臓ノ音(ミミナリ)』発売記念ライブ。CDがライブに間に合って
    良かった。CDの納品書に“心臓ノ音(ソラミミ)”と書かれていて焦ったけれど、
    ちゃんと“ミミナリ”になっていた。この日はオリジナルカクテル“そらみみ”と
    “みうらどうじょう”を用意している。
 3. くびわ
    明るめの曲調で跳ねる感じですが、歌詞は未郁さんらしい。
 4. 鳥籠
 MC 今回もポスターを作製。ブロマイドもある。
 5. 翻弄
 6. 日本脱出
    惜しいことに良いところで演奏をミスしてしまいますが、強気に押し通します。
 MC ハンドマイクになります。
 7. くらいもりのおはなし
    オケで唄います。
 MC プレゼントコーナー。抽選で香水とお香をポスター付きで3人にプレゼント。
    弾き語りを始めてから四谷天窓.comfortに出ている。最初はキーボードを
    持ち込んでいた。
 8. ハテヌイノチ
 9. 鐘突き男の恋
    マイナー調。
 MC 本人はステージから下がり、映像が映し出されます。未郁さんの活動暦のような
    紹介ビデオでした。内容は以下の通り。

 [02/10/12] 池袋BANK ROBBER「日本脱出」
 [02/10/20] 広島CLAX HALL「武装社会」
 [02/12/11] 広島CLAX HALL「恋におちて」(小林明子)
 [03/06/18] インターネットテレビ「まぼろし」
 [03/06/25] インターネットテレビ「ケイタイジャンキー」
 [03/07/16] インターネットテレビ
 [03/07/19] 昭島やぐらまつり「Gift 333」
 [03/08/03] 昭島くじら祭り「人生設計」
 [03/08/09] 八王子Club Havama「駆け引きゲイム」
 [03/10   ] 広島ネオポリスホール「あなたに振り向かれたくて」
 [03/10/11] 新宿FANK TIME「子犬」
 [03/11/30] 昭島青少年センター「武装社会」
 [03/12/10] 練習スタジオ
 [03/12/13] 新宿FANK TIME「クリスマスメドレー」
 [04/03/15] 八王子Club Havama「走り幅跳び講座」
 [04/04/03] 吉祥寺Sound Cafe「日本脱出」
 [04/04/17] 四谷Live inn Magic「子犬」
 [04/06/20] 新宿コマ劇場前「Forever Friends」(Romedios)
 [05/06/30] アルバム『月夜のかけおち』発売「桜花心中」
 [05/11/11] コンピレーションアルバム『PIANO&WOMAN scene.4』「ハテヌイノチ」

    再登場後はDr,Pf,Bsのサポート。
10. 知ラナイ光
 MC 「着替えて出てくると思った方、残念でした。」「ピアノ弾き語りなのにピアノの
    サポートをしてもらうのは私くらい?」
11. 極印No.2
    Jazzyなアレンジでした。
 MC メンバー紹介。スタンドマイクになります。
12. 玩具サーカス<閉幕篇>
    これまでの「玩具サーカス<開幕篇>」とは別の歌詞になります。
    唄い終わるとサポートの演奏の中、そのままステージを下ります。お辞儀すれば
    拍手のタイミングもつかめたと思うのですが。

アンコールは再び弾き語り。

 MC 「うれしいけれどアドリブは得意じゃない。」
E1. 儚-ヒトノユメ-

 アルバム発売記念のワンマンライブということで、いろいろやりたいことを 詰め込んだようなライブでした。新しいアルバムからの曲が少ないようにも 感じられましたが、ライブで聴いている曲がアルバムに入っているからかも しれません。今回はじめて聴いた曲は3,7,9の3曲で、軽い感じの曲だったのも 意外でした。過去の映像はなかなか見ごたえのあるもので、いかにもクラブっぽい 唄い方をしていたり、アイドルっぽいステージだったり、その頃の姿を彷彿と させるのがハンドマイクで唄う曲で、現在までの未郁さんの変遷がわかる内容でした。
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copyright かみと,2006