表参道FABでcan/gooのライブを見てきました。“どうなる!?can/goo〜2006〜”と 題されたライブです。しばらくバンドとしての表立った活動がなく、活動休止が 発表されていて、今回のライブが一区切りということになります。そのためか チケットはソールドアウトとなっていました。久しぶりにオールスタンディングで 身動きとりにくいくらいの人の入ったライブに参加することになりました。 スタッフなのか客なのかわからない人がサイリウムを配っていたり、お客さんの 間をぬってタオルを売っていたり。
 19:10頃開演。

 1. 無限大
 2. ひとつ=運命共同体
 MC 「久しぶりですよね?」今回のcall&responseは「どうなる?」「can/goo」
    「めちゃめちゃテンション高い」
 3. 生きるカタチ
 4. “偶然の出会いの中で…”
 5. 愛すべき君に
    セリフっぽい唄い方です。
 6. 鏡の中
 7. 壊してあげる
 8. “どこまで行けば…”
    この曲で立ち上がるTAPIKOさん。
 MC POMさん「ようこそcan/goo解散ライブへ。解散じゃない。今日は最後まで
    かいさん(帰さん)。“ヒーロー、ヒーローになるとき…”、甲斐さん。」
    解散はしないけれど次の予定は言えない。
 9. 誰より傍に
10. 迷宮
11. “あなたじゃなきゃいけないこと…”
12. “愛してないよ今はもう…”
    再びキーボードへ戻ったTAPIKOさん一人で、後半はバンドが入ります。
 MC 横の壁にかつてのライブ映像などが流されます。
13. まぼろし
14. “忘れることがあるでしょ…”
15. “あたしなりにがんばってる…”
16. 教えてあげる
    この曲で前に出てくるTAPIKOさん、恒例の眼鏡と差し棒。
17. 眠れない
 MC デビューして3年半、メンバーが出会って7年。
18. ココニイル

アンコールです。
E1. Spicy Girl
    曲中、TAPIKOさんの早着替え。音としてはやや抜け気味。
E2. 君の味方
E3. ココロのうた

ダブルアンコール。会場に曲が流れていましたが、「唄いたくなった」とのこと。
E4. 道しるべ
    POMさんのギターの調子が悪く、やり直します。

 なんとなく原点回帰という印象のあるライブでした。インディーズのシングル発売 以前によく唄っていた「迷宮」は久しぶりに唄うとのことで、私には懐かしい曲。 一通りcan/gooの歴史をなぞったような感じで、解散ではなくあくまでも活動休止 とのことですが、まさに一区切りとなるライブだったと思います。「解散するつもり なら今日のライブはやらなかった」ということですが、今後はソロ活動を行い、 いつか再びcan/gooとして舞台に立ちたいとのこと。ちなみに6月13日のPOMさんの バースデーライブではメンバー全員が集まるらしいです。 TAPIKOさんの声を聴いていて柴田淳さんに通じるところがあるような、と今更ながら 感じていました。
 状況を知っているわけではありませんが、事務所あるいはレコード会社がバンド としての継続を困難と判断して、メンバーの誰かとだけ契約する事態になると、 バンドは今回のような動きになると思われます。バンドの活動状況が見えない ファンに、しばらく個人の活動を中心にしたいことから“活動休止”という答えを 与えて納得させようとしたら、なんだか大げさになってしまったというようにも とれなくもありませんが、フェードアウトするよりは良いですね。ただ、活動休止が 期限付きではない(たとえば「1年後に活動再開」のように言えない)のは、今後の 復活が期待できないともとれなくもありません。そういうバンドって多いんですよね。
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copyright かみと,2006