渋谷多作で畔涼子さんのライブを見てきました。
○Wandering Minstrel
Key,Vo(女)のユニット。
1. 時の中の君へ
2. ゲームの行方
3. Wind of Catlina
4. I Just Fall in Love
5. Take Somebody for Playing
6. Night of Tokyo
Keyはアメリカ出身で、Voはシンガポールに住んでいたことがあるという二人。
唄は全体的にフラット気味で、口の開け方が不十分なのか発音もはっきりしません。
声もまだしっかりでていない感じがあるので、もう少し基礎的な部分から改善
していくべきかと思われます。GIZAとかZAINとかにありそうな印象の唄い方の
ボーカルでした。
○Jewel Lynx
Vo,Keyの女性二人。
1. 雫
2. To the Brightness
3. 線香花火
4. 猫
5. かけがえのない君へ
この日のイベントが"Summer Girl"ということで、二人は浴衣で登場。
歯並びの関係でボーカルの発音は多少キレが悪いところがあります。音域が高め
なので子供っぽい感じがあり、「猫」のようなロリポップ系の曲が似合っていると
思います。ゴーバンズとかesrevnocとか、なんとなくそんなイメージがある人たち。
○マツイサトコ
GtVo。
1. “君は大丈夫さ…”
2. Less Waitress
3. Say my name
4. Panty is on fire
5. Unite Tonight
6. 夏のペーパーバック(大滝詠一)
7. 上を向いて歩こう(坂本九)
アメリカに6年ほど留学していたとのこと。ややマイナーなフォークロック路線で
手首のスナップでストロークする感じの弾き方。英語はスラングが多いようで、
感情の激しい人なのではないか、という強い歌が多かったです。最後の2曲は
Key(女)のサポートで本人の演奏はありませんでした。全体的な雰囲気は英語詞
を唄うこともありますが、岡北有由さんを思わせるところがありますね。
○Colombo
Gt,Vo(女),Gt。
1. かざみどり
2. 道
3. 涙の薬
4. 背中
5. トリステーザ
6. Midnight Dance
柔らかい声で穏やかな曲を唄っていると良い感じです。雰囲気はタテタカコさんを
ポップにした感じ。なんとなく吉祥寺MANDA-LA2あたりにウケそうな雰囲気で、
後半はボサノバの曲になっていました。昔sacraというユニットがありましたが、
なんとなく思い出させるところがありました。
○畔涼子
Perc,Gtのサポート。
1. ひとつだけ
2. TANATONOTE65(仮)
3. 虹の行方
4. 東京DAYS(カバー)
5. 8月31日すいようび
いつもながらに余裕の感じられる唄で、気持ちよく唄っていることが感じられる
ライブでした。一方で、唄うことによってメッセージを伝えたいというような
思想的なものは感じられず、技術としてうまく唄い上げているようなイメージ
でした。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2006