代々木Bogalooで小林未郁さんのライブを見てきました。
私が着いたときはさくらかおりさんの2曲目が始まるところでした。
○さくらかおり
Pfのサポート。
2. 月と17歳
3. ふわふわ
4. We
5. 僕のスイッチ
元気な唄い方のポップス。声の感じは鶴田加奈子さんのようでした。もう少し
落ち着いて一音一音を丁寧に唄っていったほうが良いように思います。いまだと
勢いだけになってしまいそうなので。
○LAB COLOR
Pf,Bs(男),Vo,Perc,Gt(男)。普段はロックなどをやるバンドのようですが、今回は
アコースティックとのことです。
1. 鏡の向こう
2. 哀愁歌
3. 小さなひまわり
4. 現状
5. ラズベリー
ボーカルのキーはやや高めで若干ハスキーなところは佐藤聖子さんとか朱音さんを
思わせる感じです。声の線が細いので、ロックでのバンドサウンドはボーカルが
消えてしまいそうな気がするので、今回のようなアコースティック編成の方が
良いのかもしれないと思います。曲としては「鏡の向こう」がちょっと気になる
ところです。お客さんとして、前日Bogalooに出演していたハルミさん。
芙咲由美恵さんのサポートをされていた石井さんも来ていました。
○りょう
PfVo。群馬出身のピアノ弾き語り。
1. シャープペンシル
2. 僕の決意
3. キキョウの花
4. 空は続いてる
5. ぜんぶ
メロディーは比較的素直なものが多かったと思います。緊張しているのか、唄や演奏
は不満の残る内容でした。声は震えていて音程も安定せず、演奏は簡単なのにミスが
多い、といった具合でした。全体的にまだまだです。
○小林未郁
1. 翻弄
2. 玩具サーカス<開幕篇>
3. くびわ
4. 極印No.2
5. 桜花心中
「玩具サーカス」では演奏を派手にミスして一部ア・カペラになっていました。
唄を止めないのは良いと思うのですが、即座に復活できないのは演奏の覚え方が
良くないからかもしれませんね。運指のパターン(つまりは指の機械的な動かし方の
セット)として覚えているために、特定のポイントがこないと復活できない。
音楽のコード進行として覚えていれば、すぐに復活できてアレンジの変化で
対応できる。そんなところでしょうか。唄は全体的に伸びやかで良かったと
思います…早くも夏バテだそうですが。
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かみと,2006