伊藤サチコさんのライブを渋谷duo MUSIC EXCHANGEで見てきました。用意された
席数は前日の同会場よりも少なめでした。開場時間から開演時間まで1時間あった
ためか、開演までの時間にオープニングアクトのオープニングアクトで
マスカレード・ポロさんがギターソロを披露していました。
○matsueri
オープニングアクト。
1. Memory
2. Lovin' You(ミニー・リパートン)
3. かけら
4. (「3つ思うこと」の意のハワイアン)
5. ブルーシャワー
6. My Life Style
KeyVoの女性ですがKeyは半分ほど。4曲目はウクレレを弾いていました。サポートは
マスカレード・ポロさん(Gt)。
透明感のある声質で、ロングトーンがきれいでした。ややまったりした曲が多かった
のですが、ハワイアンも含め、あまり統一感はなかったように思います。大分出身で
福岡やハワイで生活していたこともあり、5月に上京してきたところだそうです。
○岩見十夢
GtVoの男性。Bsのサポートが入っています。細めの声でキーは高め。声質のことも
ありますが、繊細な音楽という印象でした。
○伊藤サチコ
1. 素敵な名前が呼べなかった
2. 天気雨
MC この日のイベント“duo pop”について。ポップスは落ち込んだときに背中を
押してくれる音楽。ここでハックルベリーフィンの佐久間勉さん(GtCho)が
登場します。
3. 宿題
MC 聴いている人と感じ合えるのが音楽だと思っている。
4. 帰りたくない日
リズムボックスを使っています。
MC 生まれて初めてリズムの打ち込みをした。
5. 春の道
6. 赤い魚
オルガンを使っていました。
YAMAHAを離れてから初めてライブを見ましたが、特にスタンスは変わっていない
ように感じられました。前よりも落ち着いたようには感じます。前半は多少弱い
ところもありましたが、サビは無理せずに丁寧に唄う姿勢が感じられました。
「帰りたくない日」のリズムボックスや「春の道」はトイピアノを使ったりと、
いろいろとバラエティ豊かなところを目標としているように感じられました。
佐久間さんのギターはちょっと微妙なところ。結構目立つ間違いをしていたり
しましたし。
○レミ街
Bs,Dr,Cho(女),Vo(女),Gt,Key。スイング調の感じられる音楽でした。全体的に
ループするようなメロディーが多かったように思います。音楽的にはあまり面白い
ものではなく、混沌とした感じでした。少し太めの声で口腔の広い唄い方。
○Can'no
KeyVoの女性アーティスト。サポートはGt,Bs,Dr,Key。
1. “都会の片隅…”
2. Life
3. Hikari
4. I'll be there
5. Sunshine Day
E1. “Some People…”
サポートなし。
太めの声でややハスキーなポップス系R&B。曲は素直でわかりやすいものが多かった
と思います。すっきりした唄い方もあり、聴きやすい音楽でした。唄の実力としては
それなりにありますが、高音域の使い方などを考えると伊沢麻未さんの方が上を
行っている気がします。キーボードの演奏はCan'noさんの方がうまいと思いますが。
アンコールはスタッフパスをつけた人たちによるものでした。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2006