恵比寿天窓.switchで小花さんのライブを見てきました。

○小花
 1. Carrier
 2. 夏のしっぽ
 3. 波のしっぽ
 4. ミセスホーエンザルツブルグ
 5. モンゴルフェア
  今回もまた飲みながらのライブ。前半はあまり飲んでいなかったようですが(ライブ
  前に飲んでいたかどうかは知りません)、声が表面的になっていて、うまく
  コントロールできていない印象でした。まぁ、飲んでいてもいなくても、いつも
  同じような唄い方ではありますが。「ミセスホーエンザルツブルグ」はミュージカル
  “Sound of Music”にちなんだ曲とのこと、Aメロはさだまさしさんの世界に近い
  ものがあって、「親父の一番長い日」とかを思わせます。全体的に夏の終わりを
  感じさせる曲が多く、ある種の物悲しさがありました。いつも飲みながら唄うのは
  “逃げ”のひとつなのかもしれないと思ったりして。

○角田紘之
  PfVo。アルトコウという名前で活動しているようですが、この日は本名でのライブ。
  柔らかい声であまり強さを感じない唄い方です。ファルセットを多用していますが、
  ちょっと微妙な感じでした。

○Emili
  PfVoの女性。
 1. “落ち着いてここへ座って…”
 2. 見えない糸
 3. 飛行機
 4. 今夜星は降るだろうか
 5. スーパーエゴ
 6. 何度も小舟を
  山梨在住で中学校の音楽の先生をしていると話していたと思います。散文的な
  メロディーの曲が多い印象で、ちょっと引っかかりにくい。中音域(F#〜G)の声が
  きれいでした。話し方に性格が出ているのでしょうか、好き嫌いのはっきりした人の
  ようで、関心のある世界以外は見ていないような、そんな閉塞感がありました。


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copyright かみと,2006