代官山NOMADでしまさいのライブを見てきました。
○笛田さおり
KeyVo。
1. 痛いの痛いの飛んでゆけ
2. スカートめくり
3. 失格
4. 今宵はどなたの胸のなか
5. 線香花日
6. ヘビースモーカー
7. 死なないワ。
ねちっこい感じの鼻にかかった声。奏で屋演奏店ということで、いろいろなタイプの
曲と、それに合わせた唄い方をするようです。桃猫と称して甘ったるい唄い方とか、
黒猫で低音域を強調したおどろおどろしい雰囲気とか。生理的に桃猫のような唄い方
は受け付けません。アタックの強い唄い方をしているため、言葉が妙に強調されて
しまって、昔のアイドル歌手みたいな雰囲気になっていました。
○Cella
Vo,Keyの女性二人。
1. 残像
2. Song for you
3. 繭の中で
4. 鳥の行方
5. やさしくて強い人
6. 雨の歌
ボーカルは曲によってソウル系の唄い方をしたりして、かなりパワフルなところが
あるにもかかわらず、多くの曲はしっとりめでした。多分しっかり唄う曲の方が
合っている気がします。キーボードはかなりうまい。インストとして聴いていても
問題ないくらいの演奏でした。6月に結成したばかりのユニットで、現在は神戸と
大阪に住んでいるらしく、この日がCellaとしての東京初ライブだったそうです。
○松岡ヨシミ
KeyVo。
1. 真夜中のパーティー
2. もしも
3. Inner
4. 今も
5. Sky Lights
やや大柄でキーは低め。ボサ系のけだるい曲とかまったり、どんよりした曲が
多かった気がします。本来はこのような雰囲気の曲ばかりではないのかも
しれません。田野崎文さんあたりを思わせる感じでした。
○しまさい
1. たまねぎ
2. もみじ(童謡)
3. shan rin shan
4. 渡り鳥
5. きみに
6. お母さん
7. ゆびきりげんまん
今回は比較的うまくまとまっていた方だと思います。それほど大きく崩れることも
なく、リラックスしてステージを展開できていました。「渡り鳥」が特にきれい。
「きみに」のサビではリバーブかけすぎと思うくらいでしたが、それくらいの
リバーブがあると二人のハーモニーの美しさが出る(あらが目立たなくなる?)
気がします。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2006