○Dewi Puspita
  英語訛りの日本語で話す女性。唄った曲もありますが、CD-Rに入れた音源を聴かせる
  というスタイルでした。パフォーマンスではなく音楽鑑賞会。ステージでぼーっと
  持ち込んだ音楽を聴いている女性を眺めているわけですが、かなり意味不明です。

○小林未郁
 1. 翻弄
 2. くらいもりのおはなし
 3. カタマリ
 4. 毒
 5. カラクリ遊園地
 6. 鐘突き男の恋
  安定した唄でした。演奏は2,3引っかかるところがあったものの、課題といえるもの
  ではありません。「翻弄」はAメロなどとサビのメリハリが効いていて、パッと光が
  差し込むような鋭さを感じます。「くらいもりのおはなし」は軽やかな演奏。
  新曲「カタマリ」は和風のメロディーラインに近い作りでした。淡々と演奏するのが
  似合うと思うので、リズムのキープが重要かと。

○タケイタケル
 1. 星に願いを(カバー)
 2. 雪
 3. おいしいカレーの作り方
 4. 鼓動
 5. 通り雨
 6. お先に
  KeyVoの女性。1曲目はジャンベを叩きながら唄っていました。全体的に軽めの曲が
  多いのですが、歌詞があまりにも意味なさ過ぎてどうかと思ってしまいます。
  MCでは長野出身とか、カンボジアへ旅行してきた、といった話をしていました。

○Oeil
  Vo(女),Gt。マイナーフォーク調の曲中心でした。鼻にかかった声でキーはかなり
  高め。曲の雰囲気は怨念系とでも言いたくなりそうな感じがありますが、声は
  かつてのアグネス・チャンさんのようなキーの高さです。

○佐藤広海
  Gtのサポート。
 1. やさしさに包まれたなら(荒井由実)
 2. 満月を見上げて
 3. 童神(古謝美佐子)
 4. 川の流れのように(美空ひばり)
 5. 花
 6. Silent Night(カバー)
  迫力のある唄い方は実力の高さを感じさせます。ただ少し力任せで雑になりがち。
  サポートしていたGtはプロデューサだそうですが、カバー曲はかなり違和感のある
  コード進行になっていました。Gの曲でBmを使わなかったりしていました。

かみと,2006