渋谷7th FLOORで佐藤ひろこさん、平絵里香さんのライブを見てきました。
“ナナカイ☆レディースデーvol.2クリスマス!ギターレディースペシャル!”との
タイトルで、出演者はギター弾き語りの女性。ステージにはその4人のギターが
並べられています。浅井企画所属のチョイチャック川合鉄平さんがMC。
○河合杏林
かわいあいりさん。客層が若いと思ったら、高校2年生の17歳だそうです。
1. 結び目
2. seventeen
3. 涙のあと
透明感のある声で高音域がきれいに出ていました。中低音域はせつない感じのある
声です。ギターのストロークがまだ自信無さそうな歯切れの悪さはあるものの、
もう少し弾いていれば良くなりそう。
17歳ということで、佐藤ひろこさんが17歳の頃を思い出しながら聴いていました。
比較するものではないかもしれませんが。
○保刈あかね
以前見たときは時間の都合で1曲ほどしか聴けなかったので、今回やっときっちり
聴くことができました。
1. やさしい色
2. 時の流れに身をまかせ(テレサテン)
3. ウソツキと言った相手は自分だった
4. ???
5. つないだ手の先に
太めの声で力強い唄でした。「時の流れに…」で意識的にファルセットを使っている
と思われる部分があったのですが、つながりから考えると地声で唄った方が良い
ように思います。しっかりと地に足の着いた唄い方をするアーティストと思います。
話し方は若干コミカルで、どこの人だ?と思ってしまいますが(横浜出身)。
○佐藤ひろこ
Percのサポート。
1. 君のせい
2. レイラ
3. つよがり
4. 赤鼻のトナカイ(カバー)
5. 元気のみなもと
唄い始める前にサウンドチェックを兼ねてアドリブでチラッと唄っていました。
ひろこさんはそれを1曲目としていますが、特に深い意味は無いようです。
全体的に安定していたと思います。「レイラ」は鋭さが際立っていました。
「つよがり」はカポの位置の関係で弦を押さえにくく、音が不十分になって
しまうところがあったものの、きっちり曲の雰囲気を出せていました。
○平絵里香
1. 銀の微熱
2. ニュートラル
3. 甲州街道
4. バニラ
5. 暗号
6. タイトル未定
声に鉄骨でも入っているのではないか、というくらい芯のしっかりした力強い唄
でした。マイクいらないかも。「バニラ」の半音の使い方が良い感じで、すべる
ようなメロディーラインが活きています。最近はボバンというバンドでも活動
しているとのことで、個人の活動は一人としてのリアルさを出していき、バンドでは
つながりのある活動を目指すということらしいです。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2006