ジムノペディ、伊藤サチコさん、arpなどが出演するライブが渋谷O-EASTで行われ
ました。
○瓜生明希葉
KeyVo。サポートでVn,Gt(男)。初めて見たのは2005年6月21日、ライブを見るのは
2回目。
1. Endless Story
2. パンとチーズ
3. フォークロア
4. 空庭
子供っぽい声質ということもあり、唄の精度が低くてもなんとなく形になっている
ような気になってしまいます。低音域も高音域も今ひとつ声は出ていなくて、音程的
にもあまい感じでした。
○Our Love to Stay
Key,Dr,Vo(女),Bs,Sax,Sax,Trp,Trbという構成。正式メンバーはKey,Vo,Bsです。
ライブを見るのは1998年12月1日から数えて11回目。
1. 春
2. ハピネス
3. 恋って
4. “大声で泣きたかったのに…”
5. テレトピア(?)
6. Sweetie
すっかりスイングジャズ系の音楽が中心のようです。ブラス系のサウンドは悪くない
のですが、どうもBGMのようなコンパクトなまとまり方だったと思います。
○伊藤サチコ
Bs,Dr,Gtのサポート。3曲目からはVn(女)も入ります。ライブを見るのは2001年
8月11日から数えて81回目くらい。
1. 魔法
2. 水族館にて
3. 終わって始まる
4. マフラー
5. 富士山
ほとんどが新曲というライブでした。聴いていて思ったイメージですが、伊藤サチコ
さんの唄い方は強い風の日の凧のようにグイグイとひっぱるようなところが良いと
思っています。でも最近発表される新曲は、糸が切れた凧のように着地点が
わからないような印象を受けます。「マフラー」のようなきれいなメロディーだと
良いのですが。
○ジムノペディ
ライブを見るのは2002年8月12日から数えて60回目くらい。
1. お医者様
2. 針の揺れかた
3. ジェリー
4. 傘もささずに
5. ツェッペリン
6. シャムレイ
新年いきなり「お医者様」で始まるというのはなかなかすごいものがあります。
全体的なバランスもよく、個々の掛け合いで曲が構築されていくような作りは
圧巻です。GtとSaxがシンクロするところなどは見事でした。揺らめく感じとか
突き刺さる感じとか、流れる感じとか、ジムノペディらしさが良く出ていたと
思います。
○arp
Vc(女)のサポート。2002年5月19日以来、8回目。
1. “恋をした夢を見た…”
2. “悲しみにくれるのは…”
3. “愛しくていとしくて…”
4. “どうにかして前に歩こうとして…”
5. 満月
E1. 明日は来るから
打ち込みを併用していることもあり、壮大な印象の曲が多かったと思います。
大きなステージに良く似合いますが、お客さんが置いていかれたような距離感が
ありました。聴いていて鬼束ちひろさんと一青窈さんのイメージが抜けない感じ。
ブレスの仕方などもちょっと気になるところでした。
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かみと,2007