赤坂グラフィティで拝郷メイコさん、ハセガワミヤコさんのライブを見てきました。
○シミズリエ
オープニングアクト。
1. ありふれた恋のおわり
2. ため息
3. 泣きたいくらいに
全体的に音程があまい気がしました。中音域よりも若干高めのあたりが一番彼女
らしい声で良いと思います。楽曲は以前同様「ため息」がうまくまとまっていると
感じられます。MCでは、活動暦3年で以前は編集者をしていたとか、以前から
この日の出演者のライブに足を運んでいたとか話していました。
○ありましの
Percのサポート。
1. くじら橋
2. 本当に悲しいときの為に
3. The water is wide(カバー)
4. 虹色
5. 美しいひと
6. アイノウタ
7. 最終バス
曲として一番まともなのは「アイノウタ」だと思います。その他の曲はいまひとつ
つかみどころが無くて、まったりとした唄い方もあまり好みではありません。
○拝郷メイコ
Key,Gtのサポート。
1. エソラジ
2. ナナ
3. 桜のころに
4. 君恋唄
5. 海月
6. グライダー
やや声が細い感じ。アコースティックとテクノの融合のようなことを狙っているの
でしょうか、最近の曲(「グライダー」など)はある意味メイコさんらしくない
と思っていて、この違和感は何なのだろうと考えながら聴いていました。
たとえるならば、“エビの天ぷらを食べようとしたら、タルタルソースがかかって
いた”、そんな感じです。それならエビフライにしてもらいたいのに、あくまでも
天ぷら。今の路線を推し進めていくのであれば、曲のテンポを2割くらい上げて、
エレキギターでスピード感を出すような方向にしていかなければ似合わないと
思います。
○ハセガワミヤコ
Dr,Bsのサポート。
1. 月のうさぎ
2. 風の音がきこえたら
3. あいのくに
4. くちぶえ
5. 春の雨
6. 満ちてゆく
7. はなうた
高音域、低音域ともに音程が揺れています。以前よりも唄い方にムラが出てきた
ような印象で、半年間の活動停止以降、全体的な質が落ちたままと言わざるを
得ない気がします。本人は何も変わっていないと思っているかもしれませんが、
劣化した状況を取り戻すには同じ(半年)くらいかかるのかもしれません。
最後は出演者全員で。
E1. さくら(森山直太朗)
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かみと,2007