拝郷メイコさんのワンマンライブ“LINE〜一線を越える2days”の2日目が 南青山マンダラで行われました。こちらのチケットもSOLD OUTになっています。 この日がメイコさんの30歳の誕生日。
 サポートは桜田泰啓さん(KeyPf)、入倉良さん(Perc)、内田敏夫さん(Gt)です。 途中、ゲストとしてハセガワミヤコさん(Pf)がサポートに入っていました。 18:33頃開演。

 1. イッツショウタイム
    まずは一人で登場して唄います。
 2. エソラジ
    ここからKey,Perc,Gtのサポートが入ります。ストロークを浅めにして軽快さを
    出そうとしている感じ。ブリッジ部からサビにかけてのアレンジが気持ちよい。
 3. ヒカルヨル
    季節はずれのクリスマスソングということで、かなりイタズラっぽく唄って
    いました。
 MC 「街ではジングルベルが鳴り…(笑)。」「もっと見て、30越えた私を。」
    「かつてのマネージャー二人は、5日と6日が誕生日だったので、その二人を
    偲びつつ。死んではいないですが。」
 4. 夕立ち
 5. 夏風邪
 6. いちりん
    3曲夏の曲が続きます。
 MC 「暑い夏が終わり…(笑)。」「楽屋でハセガワさんに…あっ、言っちゃった。」
    シークレットだったはずのゲストの名前をうっかり出してしまいますが、
    ほとんどのお客さんは当然のごとくゲストが誰かは知っていました。
    「はせがわたつおさん(苦し紛れで名前をでっち上げる)という親戚から、
    『(誕生日を迎えた)0時の瞬間は何していたんだい?』と聞かれました。」
    YouTubeで仔猫の見ているうちに0時を回っていたとのこと。この日のカクテルに
    ついて。黄色いカクテルで、レモンに金粉とのこと。
    ここでゲストのハセガワミヤコさんを呼び込みます。ハセガワさん「はせがわ
    たつおです。」メイコさんが生まれてから何日経ったかを調べてきていて、
    「何日くらいだと思う?」という問いにメイコさんは「1000日くらい?」
    「それって3歳ちょっとだよね。」「じゃ、それの倍くらい?」会場は苦笑。
    ちなみに10958日だそうです。
 7. 君恋唄
    ふわっとやわらかく唄っています。
 8. ハニーレモン
    こちらはむしろベタッと唄っていました。途中で「ぎゅっと」という歌詞がある
    のですが、メイコさんとミヤコさんで同じ振り付けをしていました。メイコさん
    曰く「どうしてもミヤコちゃんとやりたかった」とのこと。
 MC パンフレットについて。メイコさんが書いたイラストを見て、ミヤコさんは自分が
    どれかなかなか気付かずにいました。3月に結婚したミヤコさんと入倉良さんを
    ひやかしつつ、プレゼントの話題へ。おばさんから益田ミリさんの漫画
    『結婚しなくていいですか。』をもらったとのこと。
 9. 満ちてゆく(ハセガワミヤコ)
    ミヤコさんが唄います。
10. せかい
    ミヤコさんはここまで。このあたりからP.A.が気になります。中高音域がやけに
    出てくるようになり、ハウリング寸前でした。
11. ソイトゲヨウ
    こういう曲を唄うときの表現力はさすがです。
12. ふと
    お客さんにも一部唄わせます。ややリズムが怪しいところがありました。こういう
    曲は似合っているとは思いません。
 MC 「ソイトゲヨウ」はよく唄っていたこともあり、初めて会う人など、誰かと
    結びつけてくれた曲。「ふと」はあまり唄っていない曲。
    グッズについて。この日もストラップは好評だったようです。ちなみに、前日の
    ライブでグッズは売り切れたけれど、CDは一枚も売れなかったとか。
    前日と同じように、ライブタイトルの"LINE"について。
13. 海月
    前日同様、この曲のPercアレンジはいまひとつと思ってしまいます。
14. メロディ
    ややロック色を出していますが、音的には中音域に集まりすぎているため、
    安っぽく聴こえてしまいます。
15. グライダー
    一部歌詞落ちがありましたが、笑ってごまかしています。
 MC 「(体力を使って)おばちゃんつらい。年齢であきらめること(年齢のせいで
    できないと思ってしまうこと)はありますか。」「時間の流れは止めることは
    できないけれど、時間の流れに乗って気持ちよく生きていけたらと思って
    います。ずっと拝郷メイコという存在(自分の核となる部分)を育てていきたい。」
16. 在りし日

本編終了は20:32頃。アンコールになります。サポートメンバーとミヤコさんも登場。
まずはファンからのバースデープレゼント。ファンのメッセージがファイリングされた
アルバム風のもののようでした。メイコさんはメッセージのいくつかに、しばらく
見入っていました。

E1. セロファン

20:49頃終了。ダブルアンコールになりますが、あいさつのみ。
 MC 「ちょっとずつラインを明確にして、ずっと唄い続けられるように、前に進んで
    いきたいと思っています。」

 前日の20代最後のライブが比較的懐かしい曲だったのに対し、この日のライブは 新しい曲を多く取り入れた構成になっていました。「イッツショウタイム」 「ヒカルヨル」「夕立ち」「夏風邪」「ハニーレモン」「在りし日」など、まだ 数回しか唄っていないと思われる曲が並び、今後の方向性を打ち出そうとしている かのような印象でした。ただ、最近の曲の歌詞はなんとなく浅い感じがしていて、 なんとなく雑になってきたような印象です。中盤以降、音のバランスがいまひとつで、 ベースが入っていればちょっとは変わったかもしれないと思いつつ聴いていました。

 ファンの方々は誕生日やデビュー記念日など、ことあるごとにいろいろと企てて いますが、いつまで続けられるのだろうと思ったりして。
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copyright かみと,2008