2008/08/31 【伊藤サチコ】下北沢440

　伊藤サチコさんの企画ライブ“MUSIC LAB Vol.7”が下北沢440で行なわれました。


 1. 悲しきメロディー
 MC
 2. ハチミツ
 MC 「がんばらなくてもいい」と言われてもがんばりたい、という思いを書いた曲を。
 3. 風船
    新曲。明るめの曲ですが、夢半ばにして挫折した人を木に引っかかって割れた
    風船になぞっているような曲でした。
 MC ここでゲストとしてタマコウォルズから西池崇さん(Gt)、河野薫さん(Bs)、
    中原由貴さん(Dr)、鳥羽修さん(Gt)が入ります。「ドキドキするぅ!」
 4. ポラロイド
    ドゥワップ系の曲。
 MC
 5. カレンダー
 MC 自分のライブで立って唄うのは初めて。さらにタマコウォルズから高橋結子さん
    (Perc)、佐藤友亮さん(PfKey)が入ります。
 6. トレイン
    手拍子を促します。
 7. このままではダメになる
 MC 「タマコウォルズはロックバンドですが、バラードも。」
 8. 嫌いになってください
 MC
 9. 1.2.3.
10. たいくつしのぎ
 MC
11. 終わって始まる
 MC
12. 僕は変わった
13. くすんだ壁

アンコール。
E1. 尊敬する君へ
    一人で。
E2. 眠りのうた
    鳥羽さんのサポート。

　前半はいまひとつ声の出が良くなかったのですが、サポートが入ったあたりから純粋に楽しもうという意識が高くなったのか、のびのびと唄えていました。普段はずっと弾き語りということもあって、演奏しないときの動きが多少ぎこちないところもありましたが、それもまたご愛嬌。一番力がこもっていて迫力あったのは「1.2.3.」でした。最後のほうで“地球”ではなく“声”が裏返ってしまったのは残念。「くすんだ壁」あたりはタマコウォルズメンバーもいっぱいいっぱいだったのか、全体的にかたくなってしまった気がしました。まるでタマコウォルズにボーカルとして伊藤サチコさんが加わったような構成ですが、タマコウォルズがボーカルの領域を空けてくれて、そこにスポッとはまったようなフィット感のあるライブだったと思います。タマコウォルズがサチコさんを自由に泳がせているような、そんなライブでした。

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かみと,2008