佐藤ひろこさん、あずままどかさんなどの出演するライブを代々木Bogalooで
見てきました。“ギターを抱く女”というタイトルで、出演者はすべてGtVoの女性。
○佐藤ひろこ
1. クレマスカ
2. 1/18
3. ただそれだけのことで
4. Trust me
5. 君のせい
6. 元気のみなもと
数日前に体調を崩していたとか、前日空手の練習で筋肉痛だとか話していましたが、
全体的に抑え目で穏やかな内容でした。力んでいない分だけすっきりした唄だった
と思います。演奏にややもたつく感じがあったのは、それこそ筋肉痛のせいなのかも
しれません。譜面台に手を伸ばすのも大変そうだったので。
○黒葛原りつ
1. “崩れそうな背中を抱いて…”
2. “あぁ今君はこの夜空を…”
3. 真夜中のひまわり
4. 祈り
5. “1回だけお願い…”
6. “なんでも知ってるような目で…”
はみ出すこともなくきっちりと唄っている感じで、無難な内容でした。声も良く出て
いて、着実に自分の世界を繰り広げている印象がありました。いつもよりとげとげ
しさは薄れていたように思います。
○あずままどか
1. ローリングストーン
2. アクトレス
3. この部屋
4. ブーツ
5. ピアノ
近頃定番となっているループペダルを使った曲が3曲ありました。リズムの低音域を
中心に取り込んでいるのですが、Bogalooでは低音が弱めでした。唄は安定していて
このごろ調子を上げてきていると思います。
○きくりえ
1. “真っ赤な夕焼け…”
2. “昨夜君の夢を見ました…”
3. コーヒーミルク
4. メロディー
5. おかしなふたり
6. “タンポポを花束にして…”
風邪をひいたということらしいのですが、「マーズ(火星)からの細菌が…」とか
「ガラパゴスが…」「前世が…」とわけのわからない話をまるで頭が混乱して
いるかのように話しながらのライブでした。チューニングが最初からいまひとつで
唄も音程がはずれ気味だったりします。矢野顕子さんのような浮遊感のある唄い方や
松任谷由実さんのような投げやり感のある唄い方でした。
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かみと,2008