○ATSUKO*
  女性ボーカル。Gtのサポート。6曲目からはVnのサポートも追加。
 1. “身につけた知識と経験が…”
 2. 青い空に
 3. 愛言葉
 4. ざっそう道
 5. Rock Candy
 6. 硝子に映る季節
 7. 七つの海
 8. Country Road(カバー)
 9. 小さな手
  やや太めの声でこもった感じの発音の仕方をしています。ソウルフルな雰囲気も
  多少入っていました。後半になり声はよく出ていましたが、受け口らしい声の
  響きがちょっと気になります。そんな中、5曲目が一番似合っていたように
  思います。富山出身とのこと。

○高木梢＆林こずえ
  高木梢さん(Pf)のステージに、1〜3曲目と9〜11曲目で林こずえさん(Vn)が
  加わります。
 1. ヴァイオリン協奏曲第4番K.218より3楽章(モーツァルト)
 2. ハンガリー舞曲(ブラームス)
 3. ロンドンデリーの歌(アイルランド民謡)
 4. 悲しき鳥(ラヴェル)
 5. トロイとサリガンのために(サリナス)
 6. マズルカOp.33-2(ショパン)
 7. EBB TIDE〜引き潮〜(マックスウェル)
 8. 世にも奇妙な物語映画の特別編「結婚シミュレーター」より(佐橋俊彦?)
 9. 春の海(宮城道雄)
10. アヴェ・マリア(カッチーニ)
11. チャルダッシュ(モンティ)
  クラシックはよくわからないのですが、バイオリンの音程が若干ルーズな印象で、
  ときどき首を傾げてしまうような音がありました。ピアノソロは安心して聴いて
  いられます。

○恒川恵美
  エルトン永田さん(Pf)のサポート。
 1. 5分前の私を返して
 2. カフェラテ
 3. humming bird
 4. おだやかな暮らし
 5. 痛み(入日茜)
 6. もう恋なんてしない(槇原敬之)
 7. 雨上がりの朝
 8. Grace Kellyになりたい
 9. That's all(カバー)
  エルトンさんとの唄と演奏の掛け合いは、ハラハラしつつもとても楽しく、どこへ
  行ってしまうのだろうと思ったりするところもありましたが、なんとか目的地に
  到達するあたり、なんとも自由なライブでした。おおはた雄一さんとのEgojamの
  頃の名曲「おだやかな暮らし」やカバーCDに入っている「もう恋なんてしない」は
  特に驚きませんでしたが、入日茜さんの「痛み」をカバーされたのは驚きでした。
  入日さんの唄はツルッとした中に鈍い光を蓄えている漆器のような印象が
  ありますが、恵美さんの唄は壊れそうだけど叩くと音がきれいに響く陶器のような
  印象でした。

かみと,2009