○佐藤ひろこ
 1. たんぽぽ
 2. レイラ
 3. Trust me
 4. 空にいた風と僕と
 5. 七色のアーチの先へ
 6. たった4文字の言葉
 7. やまない雨はないついでに虹も出る(?)
  「たんぽぽ」を唄ったのは意外でした。もう10年も経っているのかという衝撃も
  ありますが、この頃の純粋でまっすぐな曲の良さは今でも通じるものです。続く
  「レイラ」「Trust me」も名曲で、気合いの感じられる選曲だという印象でした。
  後半は今の佐藤ひろこさんを感じさせるものだと思います。最近の曲は、どこか
  一歩引いている感じがしないでもありません。唄は後半になるにつれて良くなって
  きたと思います。

○拝郷メイコ
 1. エソラジ
 2. 夕立ち
 3. ふと
 4. 空と海
 5. 海月
 6. ガーデン
 7. 家路
  曲の後半になるとギターのチューニングが狂ってしまいがちで、ちょっとやりにく
  そうな感じでした。「ふと」でちょっとミスがあった程度で、全体的に安定した
  内容だったと思います。「空と海」「海月」の本人曰く“ディープな曲”が
  良かったと思います。

○服部祐民子
 1. 盛岡
 2. 僕の言葉
 3. どこかへ
 4. 幸せになりたい
 5. 僕らの背中
 6. 青虫
E1. アドバルーン
  弾き語りを始めて1年という話をしていましたが、サポートを入れないとか、
  全曲弾き語りという意味なのかもしれません。以前は自分の身を削って搾り出して
  唄っていたと思うのですが、最近の服部さんの曲は第三者的なイメージが強く、
  たとえ他人のことであっても自分の中で消化しきれていない気がします。「盛岡」の
  歌詞など、どうなのだろうと思ってしまいます。

かみと,2009