久しぶりに高岡奈央さんの名前を見かけたこともあり、思い切って新潟へ出かけて
みました。飛行機で新潟入りしたのですが、新潟空港からバスに乗り換えて新潟駅に
到着したのが10時頃。高岡奈央さんのステージは2回予定されていて、1回目は10時に
新潟りゅーとぴあ付近の河川敷、2回目は12時から新潟総合テレビゆめてらす、
となっていました。2回目だけに絞ることになっても仕方が無いと思いつつ、
タクシーで新潟りゅーとぴあへ向かいます。タクシーは敷地内の入口につけてくれた
のですが、聴こえてきた歌声に導かれるまま河川敷へ。
河川敷で行われることを忘れていただけなのですが…。この時点で10:20頃でした。
ステージでは鶴巻信之さんというGtの人が唄っていました。タイムテーブルを
見ると、高岡奈央さんの出演は10:30からとなっていて、来て良かったと強く
思いました。こういうことがあるから、あきらめないこと、まずは動くことが
大切なんですよね。
程なくして高岡奈央さんのステージが始まります。ステージは信濃川を後ろに
30cmほどの台が用意してあり、サポートのBs,Gtが入って横に並んでもまだまだ
余裕があるくらいの広さでした。音合わせは終わっていたのか、司会の声に促されて
すぐにステージが始まります。
1. So Far Away(キャロル・キング)
2. Lovin' You(ミニー・リパートン)
3. 手紙
4. ほじょりん
5. Let it be(The BEATLES)
6. 月のひかり
バラード中心の構成でした。丸5年ぶりに見た高岡奈央さんは、5年の歳を重ねた
大人っぽい雰囲気になっていて、落ち着いたバラードの曲がよく似合っていました。
「月のひかり」など円熟している良い内容だったと思います。楽曲のよさが再確認
できた気がします。サポートの演奏は多少危なっかしいところもありましたが、
長年一緒に活動してきたメンバーだけに、焦るような感じはありません。
ステージが終わると物販を行っていましたが、特に新しい作品は増えていなかった
ようです。むしろ、かつてのCDが今でも売れていることに驚いたりして。
5年ぶりでしたが、奈央さんは私のことを憶えていて、「すぐわかりましたよ」と
相当驚いていました。ステージでは次の佐藤祐亮さん(KeyVo)が唄っていました。
次の会場は新潟総合テレビ。前の会場からは信濃川を渡ってしばらく万代方面に
進んだところにありました。事前に大雑把な地図しか見ていなかったので、距離感や
移動時間の感覚がつかめなかったのですが、大きな問題も無く移動完了。ステージは
前の会場と同じ出演順のようで、こちらも事前に告知されていた時間より30分遅れて
設定されていました。軽く音合わせをした後、ステージが始まります。
1. So Far Away(キャロル・キング)
2. Lovin' You(ミニー・リパートン)
3. 手紙
4. ほじょりん
5. 月のひかり
前の会場での時間が30分を超えていたため、1曲カットになっていました。こちらの
ステージでもしっとりと歌い上げていました。サポートも落ちいついていて、
内容としてはこちらのステージのほうが良かったと思います。
ホームページの更新はなされていませんが、奈央さんは不定期ながら継続的に
唄っているようで、声の質としてもそれほど大きな変化は無く、無理な唄い方を
しなくなった分だけ、コントロールもしっかりできていました。
カバーを含むバラード集をそのうちに出すかもしれないとのことでしたが、
日程などはまったく未定らしく、「1年くらいかかるかもしれない」と言って
いました。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
かみと,2009