しらいしりょうこさんのワンマンライブを南青山マンダラで見てきました。
この日はバラード全集ということで、“12 Love Letters”というタイトルが
付けられていました。サポートは梶谷裕子さん(Vn)。
1. ライラックの花
2. セルリアンブルー
3. 会いに
4. 水玉のワンピース
5. 二人で
6. 君に読む物語
7. 恋しくて
8. 朝
9. 二人だけの永遠
10. すず
11. windflower〜a・ne・mo・ne〜
12. はじまりのキス
E1. Feels Like Home(Randy Newman)
E2. “さっき聴いたメロディーが…”(タイトル未定)
5〜9曲目とE1はサポート無し。「ライラックの花」は少しかたくなっていたのか、
口の開け方が少し不十分な感じでした。「会いに」のあたりでだいぶ落ち着いてきたと
思います。「二人で」は結婚する友人のために書いた曲とのこと。曲と思い出とが
一緒になって記憶に残ってほしいという思いをこめて曲を作ることにしたそうですが、
MCで話しているときに自分が思い出して涙声になっていました。この曲は“誓う”と
言う言葉が耳に残ります。「君に読む物語」「恋しくて」はともに、同名の映画を
観て感想文のごとく書いた曲とのこと。この外にもたくさんの映画を観て曲を書いた
そうです。「君に読む物語」は私も観た映画だったので、映画の全体像が書かれている
ことがわかりました。「朝」は服部祐民子さんの作詞の曲。ちなみに服部さんも
客席にいました。「二人だけの永遠」や「すず」は弾き語り初期の曲。特に
「二人だけの永遠」は初めて書いた曲。「はじまりのキス」は、楽曲提供してもらった
ことを宣伝にしていたアルバム『彼のいない彼の部屋』に収録されています。
この曲はしらいしさん自身が書いた曲ということもあり、以前はあっさりした
扱いでしたが、この曲の評価がどんどん高まっているように思います。
私はアルバムの中で一番好きな曲です。
バラード曲ばかりだったことをしらいしさん自身も気にしていましたが、
私は年齢相応で良かったと思います。これからはこういうライブがどんどん
多くなるかもしれませんが、自然なことでしょう。
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かみと,2009