奥村彩加さんのライブを大阪南堀江knaveで見てきました。

○田中万紀子
  GtVo。本人曰く「名前は有名」。
 1. “花は根強く…”
 2. “今あなたと話してる…”
 3. “夕陽よ沈め…”
 4. “あたしは君に見ていて欲しい…”
 5. “研ぎ澄ませ…”
  まったりとした和風テイストのフォーク。9thとかのコードを多用しているため、
  全体的に斜に構えたような音楽でした。長めのチョーキングを使うところなど、
  かつての福間未紗さんを思わせる曲調のものもありました。

○赤井仁美
  PfVo。knaveにピアノがあることを知りました。
 1. “涙が出そうなときは…”
 2. 雪空
 3. アイス
 4. 花
 5. ポケット
  キーはやや高め。ハスキーなところがあります。ゆったりとしたビブラートで
  丁寧な印象があり、音程もしっかりしていました。マイクの使い方なのか、
  全体的に平坦な感じもしましたが、雰囲気は良いものでした。浜崎奈津子さんを
  思わせる唄い方です。まだ若い(19歳?)ということですが、期待以上の内容でした。

○ババロワテンダー
  Gt,Vo(女)。
 1. そばにいて
 2. キーポン
 3. 雨のワルツ
 4. SUNDAY
 5. STEARS
  全体的にBGMのような雰囲気は以前抱いた印象と変わらず。音楽を聴かせるという
  よりも、音が漂っている感じがします。

○奥村彩加
  GtVo。
 1. 涙の後にかかる虹
 2. 君と二人
 3. ピース
 4. ほっぺた
 5. 追いかけても
  ギターの接触不良というトラブルがありつつも、ストリートで培った度胸(?)で
  唄っていました。「君と二人」は以前は「ドライブ」というタイトルだったそう
  ですが、曲を作った直後に車の事故に遭い、タイトルと曲調を変えたとのこと。
  高音の伸びる感じが良いと思います。

○松浦奈央
  Key,Bs,Dr,Vo(女),Gtという構成。
 1. “元気じゃなさそうね…”
 2. “せつない気持ちを…”
 3. オレンジ色の時間
 4. 願いごと
 5. Good Day
  初めはソウルフルな唄い方をしていたのですが、最後の曲などはかなりポップな
  ものになっていました。ポップなほうが似合っていると思います。また、ライブが
  進むにつれて声がどんどんハスキーになっていってました。キーは中高程度、
  ストレートで少し細めの声。バックの演奏のまとまりがよく、安心して聴いて
  いられる音楽でした。


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copyright かみと,2009