小林未郁さんの出演するライブを代官山NOMADで見てきました。
○totorabo
笠井舞さん。KeyGtVo。23歳とのこと。
1. オリバーの種
2. “朝に気付かなくて…”
3. “頼りない夢抱えて…”
4. 100年分の14インチ
5. 星の行方
3,4曲目はGtVo、その他はKeyVoでした。キーは中くらいで基本的にストレートで
張った唄い方。本来はピアノの人らしいのですが、いろいろと挑戦しているらしく
ギターを弾いたりバンド活動を始めたりとのことでした。自分に合うスタイルを
模索中といったところでしょうか。
○佳名子
GtVo。20歳とのこと。
1. この街のどこかで
2. Ain't alone
3. Mother
4. 猫じゃらし
5. 流星群
6. 旅路
キーは中低、ややハスキーな声。声のタイプは我那覇美奈さんに近いかも。力強い
唄でした。3曲目はオケで本人の演奏なし。本来はボーカリストとして活動したい
と思っているらしいです。「流星群」のBメロは良い感じ。
○詩-uta-
KeyVo。急きょキャンセルとなったChamiさんの代理として出演。
1. 無数のロンリー
2. 肩書き以上恋人未満
3. “声が聞きたいと思うときには…”
4. もう遅いけど
5. “誰の前でもいつも…
6. 東京タワー
キーは低めで、しっとりと艶っぽい声質。唄っているとどんどん声が太くなっていく
タイプなのかもしれません。4曲目は素直なメロディーで良かったと思います。
○廻田彩夏
KeyVo。シークレットゲスト扱いでの出演でした。
1. カシグレ
2. 買い物袋とあたしの右手
3. The Colored Rainbow
表向きは現在活動休止中ということらしく、自主企画ライブで復活予定とのこと。
しなやかな演奏で鼻にかかった声。唄い方などはかつてのBeing系を思わせる
雰囲気でした。客層がかなり強烈なので敬遠しがちですが、今回のような出演形態は
個人的には嬉しい。
○木下直子
Bs,Drのサポート。
1. 夢の島
2. 空中ブランコ
3. ピアスとオレンジ
4. 私を守るもの
5. 宝箱
6. この指とまれ
7. 生きとし生けるもの
最後の曲のみサポート無し。全体的に粘性の大きい唄でした。どんどん重みが
増していくような感じがありました。しかし聴く側で回避してしまうのか、
残るところは少なかった気がします。
○小林未郁
1. 群花
2. カタマリ
3. 飼育小屋
4. 毒
5. 中庭の獏
6. さよならおやすみ
ちょっと鼻声でした。「群花」でテンポを揺らすのは良いと思いますが、曲としては
テンポが速くなっている気がします。「中庭の獏」は若干音程があまいところも
ありましたが、ほとんどの人は気にならないレベルだと思います。セットリストが
固定化しているものの、定番曲で安定したライブでした。
最後に廻田さんを除く出演者全員でセッション。
E1. ハナミズキ(一青窈)
伴奏は木下さん。唄い手が2小節でころころ変わるので落ち着いて聴けませんが、
出演者が多いだけに仕方ないところなのかも。詩-uta-さんはフェイクを多めに
入れていましたが、他の人は調和を意識したような穏やか唄い方でした。
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かみと,2010