米倉千尋さんのツアー“Chihiro Yonekura Live Tour 2010 DEPARTURE”が
始まりました。この日は初日で名古屋Electric Lady Landです。
昨年発売されたアルバム『Departure』のツアーになります。
開演は18:07頃、サポートはGt,Bs,Dr,Key,Gtです。千尋さんは黒白のボーダーの
セーラーに紫色のフリルのミニスカート。
1. スピカ
2. Start on a journey
GtVo。
MC 「みんな今晩は、米倉千尋です。ただいま。」
3. Be ambitious!
4. ラブ・ファイター
MC アルバムのタイトルDepartureにちなんで、大航海時代をイメージした
マリンルックの衣装について。5月17日から始めたTwitterで話題になっていた
ことについて軽くメンバー紹介。
5. Shooting Star
6. 12番目の‥
7. Butterfly Kiss
MC 「懐かしかったでしょ。」3月で終了したラジオ番組“Smile Go Happy”に
ついて。東海ラジオおキー局に10年間続いたラジオ番組から生まれた曲を
メドレーで。まずは番組のテーマ曲から。
8. 犬と赤いフリスビー
〜レンズ越しの宇宙の下で
〜さくら咲く日に
〜桜色の街
〜 -祈り-
MC 「スマゴーメドレーを聴いていただきました。」番組を振り返ったコメントを
して涙ぐむ千尋さん。“Smile Go Happy”に感謝をこめて作った曲を。
9. Smile Go Happy〜君に贈る言葉〜
MC 後半戦。
10. My Departure
11. Overwrite!
12. Sailling
曲中にお客さんを真ん中から二つに分け、コーラスの対決を行います。
勝った方が選んだ楽曲を次の曲にするということで、「嵐の中で輝いて」
「永遠の扉」「WILL」「僕のスピードで」「約束の場所」の5曲のタイトルが
それぞれ書かれた巻物から2本が選ばれ、WOW WOW対決。
13. 嵐の中で輝いて
勝ったチームが選んだ巻物に書かれた曲は「嵐の中で輝いて」でした。
MC メンバー紹介。
14. フリル
15. Carry On
MC 「いい汗かけた?」昨年大きな決断(事務所の移籍)をした。
16. いつの日か
本編終了は20:07頃。アンコールになります。
MC グッズの紹介。Tシャツ、タオル、サイリウム(ケミカルライト)。
移籍した事務所で、初めてのファンクラブもできた。7月にブラジルと
アルゼンチンへ行く。ツアーが終われば上海万博で唄うことになっている。
E1. 約束
GtVo。
E2. TRY ON MY DREAMS
GtVo。
E3. トムソーヤの冒険
MC 「明日大阪に会いに来てください。」今回が10年連続10回目のツアーとなる。
E4. 10 years after
終了は20:39頃でした。
この日がツアーの初日だったわけですが、声としては若干不安な立ち上がりで、
声が裏返りそうになるのをなんとか抑えているような感じでした。前半でこまめに
MCをはさんでいるのも後半に向けてのパワー温存といった印象で、調子を整えながらの
前半でした。中盤からは比較的安定してきています。スマゴーメドレーは、最後の
「-祈り-」を除きワンコーラスで、曲間は「さくら咲く日に」のイントロ部分を
除いて、基本的に曲が止まる構成のメドレーでした。後半に入り「My Departure」
からは勢いが出てきます。お客さんに唄わせるWOW WOW対決では、次曲を賭けて
ということですが、お客さんには何の曲が選ばれているのかわからない状態で、
何に向けてがんばるのか若干微妙なところがあります。バンドとして一番しっくり
きていたのは「フリル」だったと思います。「Carry On」では太い声で唄っていて、
それまでとちょっと毛色の違う雰囲気になっていました。アンコールは新しい
アルバムからではなく、事務所移籍を意識した初心に戻る意味を含めたかのような
古い曲が続きます。ツアーを始めた10年前に今の姿を想像できなかったかも
しれませんが、だからこそ「10 years after」の歌詞が実態となって感じられる
年月となったということなのでしょう。それもこのようなアンコールの選曲に
つながっていたと思われます。
この春にベルウッドからアニメ色の強いと思われるSOLID VOXに移籍し、
今後さらにアニメ系の活動が増えてくるのかもしれませんが、そんな中での
今回のツアーは、アーティスト面が意識されていて少し安心しました。
ツアー以外のライブハウスへの出演などの活動はどうなるかわかりませんけど。
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かみと,2010