堀下さゆりさんのワンマンライブが阿佐ヶ谷Next Sundayで行われました。
この日は会場でリクエストに応えていくという企画で、客席には一人3枚の
リクエストカードが配られています。
60〜70人ほどのお客さんが3曲リクエストし、スタッフが同じ曲へのリクエストを
まとめた結果として30曲をリストアップし、番号の書かれた封筒にリクエスト用紙が
入れられた状態で、その番号を堀下さんが抽選器で決めて唄う曲が決まります。
リクエストからスタッフの集計作業まで時間がかかり、堀下さんが登場してスタート
したのは19:35頃。
1. Serenade
2. image machine
3. Milky Way
4. 君と笑った
5. Privateroom
6. つぐみ
7. 夏の街
8. harmony
9. つぼみ
10. 緑青の海
11. ありがとう
12. ふるさとサイレン
13. オレンジ
14. カゼノトオリミチ
E1. ソーダキャンディー
E2. 優しい花
E3. あいのうた
2曲合わせて選ぶこともありましたが、基本的に1曲ずつ抽選器で曲が決まって
いきます。その曲にまつわるコメントや裏話をしますが、「レコーディングに苦労
した」とか「ダメ出しが続いてなかなかできなかった」とか、スタッフ受けする
ような本人のコメントでした。バインダーに綴じられた歌詞カード(譜面では
なさそう)を探しながら唄っていて、私にはむしろ、その綴じてある曲順のほうが
気になりました。作った順番に並んでいたのでしょうか。
本編の最後3曲はリクエストの多かった3曲をカウントダウンで唄います(つまり、
抽選で選ぶ対象の30曲はベスト3に含まれなかった曲)。やはり「カゼノトオリミチ」が
リクエスト多かったようです。アンコール最後の曲は堀下さん自身のリクエスト。
比較的バラード系が多かったように思います。リクエストのコメントも
まじめなものが多くて、私のコメントや選曲はちょっとふざけすぎました。
堀下さんの唄や演奏は比較的安定していて、不確定な状況でもしっかり対応して
いました。もっとも、30曲に絞られた時点で唄えない曲(特に少数意見の曲など)は
切り捨てられていたと思いますが。アットホームな雰囲気になっていた会場に
来場した皆さんはとても熱心なファンのようで、「あいのうた」などフルコーラス
唄える人たちばかり。私など最後の「ラララ」の部分しか歌詞を憶えていない
くらいだったので、ちょっと気まずい状態でした。今回のイベントで私はむしろ
思ったより堀下さんの曲を知らないなと感じた次第です。聴いたことがある曲が
ほとんどではありましたが、それほど好きではない曲がリクエストされていることを
考えると、私などファン層の端っこの方にちょっとかかっているレベルなのだと痛感。
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かみと,2010