Gacharic Spinのライブをshibuya eggmanで見てきました。この日の出演者は
メンバー全員が女性というコンセプト。出演予定だった光上せあらさんは、
サポートのドラマーの都合が付かずに出演キャンセルとなっていました。
○鈴木玲緒奈
KeyVo。元EU・PHORIAのキーボード。キーは中くらいで若干ハスキーでした。
ポップスからフォークといった路線で、演奏はシンプルなものでした。
「秘密のかけら」が楽曲的にしっかり作られている印象。
○宮城千秋
KeyVo。沖縄出身で元Hearts GrowのKeyVo。リズムボックスを併用して、シンプルな
フォーク系のポップスを唄っていました。キーは中くらい。
トークの時間が結構長かったのですが、天然系の人のようで笑いの多い内容でした。
リズムを併用していて、曲ごとに音を出して「音が大きい」とか「遅い」とか
「速い」とか言っていたり、最初の挨拶では「遠いところからお忙しいところまで
ありがとうございます」とか。ちょっとずれているというか抜けているというか。
「皆さん、緊張を与えないようにお願いします」とも話していました。
皆が知らない曲に「良かったら一緒に口ずさんでください…初めてですよね」と
話したり、「ホームページ無いんですよ…週一で集まりますか」とか、内容まで
話が至らなかったのですが、「面接で履歴書を送ることを何て言うんでしたっけ?
書類送検?」とか。最後の曲ではお客さんにコーラス部分を唄わせていましたが、
「知ってるよ!みたいに唄ってください」と役に立たないアドバイス。
○SPANCLE
Gt,GtVo,Dr,Bs。歌謡系のポップス。声はやや細めで、ストレートな唄い方。
唄や曲の雰囲気に比べてサウンドは重めでした。「ライブは結婚式」とか
言っていましたが、自分たちについては「疎外感ロック」とか「地味ガール」と
紹介していました。
○GangLion
Bs,GtVo,Dr,Gt。ハードロックでマイナー系の曲中心。ベタッとした印象の唄い方で
いかにもバイオレンス系ロックを感じさせる雰囲気でした。スタイルから入っている
ような印象を受けるバンド。
○Gacharic Spin
元々eggmanとGacharic Spinの共同企画イベントでしたが、キャンセルが出たことも
あって、彼女たちだけ1時間以上のステージとなっていました。技術力の高さが
いたるところに感じられ、バンドとしてのまとまりもよく、ほとんど初めて聴く曲
でも勢いで楽しめるバンドでした。昨年10月結成にもかかわらず、秋にはワンマン
2デイズとか、この日がツアーの最終日でしたが、既に次のツアーが決まっていて、
しかも首都圏で11日間ライブするとか、勢いに乗っています。
ベースのFチョッパーKOGAさんが教則DVDを出していますが、ギターのTOMO-ZOさん、
ドラムのはなさんも教則DVDを出すことが決まったとか。
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かみと,2010