平野里沙さんのバースデーワンマンライブが心斎橋Soap opera classicsで 行われました。近くの心斎橋BIG CATでは石原志織さんのワンマンライブがあり、 他にもいろいろとライブが重なっていたこの日、逆に言えば動員が厳しいという ことになります。里沙さんの会場は、以前大阪出戸パンセホールで見たときの 年配の集団が3分の1くらいを占めていました。前年のワンマンライブとは雰囲気が 違います。
 サポートはBs,Perc。19:09頃開演。

 1. 笑顔よ集合
 2. ビビデバビデブー
 MC 誕生日について。四捨五入したらまだ20歳。
 3. 空を見上げて
 MC なぜかAKB48の総選挙の話。「あっちゃんが1位になると思っていた」とのこと。
 4. Repeat
 5. ビター
 MC 人を失ったときに大切さに気付くことがある。昨年の10月頃が一番さびしかった。
 6. ロボット
 7. 鬼ごっこ
 MC 東日本大震災の被災者を思って作った曲。
 8. ひとりじゃないこと
    マイクなしで唄います。
 MC ライブのたびに新曲をやっていたら、ワンマンライブで唄う新曲が無くなって
    しまった。3日前にできた曲。
 9. 笑顔を絶やすことのないように
    新曲。休憩の扱いなのか、曲が終わると一度ステージを降ります。
10. umbrella
    再びサポートメンバーと。ちょっと歌詞落ち。
11. ギュ
 MC 重大発表。9月23日にレコ発ワンマンを開催。
12. 頑張って
13. 青信号
14. 距離が縮まっていく音
15. サマーバケーション
 MC
16. HAPPY NOTE

本編終了は20:59頃。アンコールになります。

E1. 歌手
    まずは一人で登場して唄います。
 MC ライブハウスで唄い始めてから4年、真剣に音楽に取り組むようになってから2年。
    初めのころは下手で、友達しか聴きに来てくれなかった。最近は音楽を優先する
    あまり友達付き合いが悪くなってしまった。ストリートライブをやりたいと
    思い立って約束をドタキャンしたこともあったけれど、その友達がストリート
    ライブを見に来てくれたり、今まで出会った人たちに助けられて支えられて
    いると本当に思う…ということを話しながら泣いてしまいます。
E2. 奇跡みたいなこと
    再びサポートメンバーと。

 終演は21:24頃でした。
 特に前半は客の態度がひどく、聴いていても全然唄に集中できないため、 途中で隣のBIG CATに移動しようかと思ったほどでした。音楽を聴くというよりも 宴会の余興を見ているつもりの人が多かったように思います。動員が厳しかったことは 容易に想像できますが、これでは逆に音楽を聴きたいと思っているお客さんが 減ってしまいます。
 お客さん参加型のコール&レスポンスとかハンカチを振るとか、やりすぎると 里沙さんが何をやりたいのかわからなくなってきます。
 里沙さんの唄は、前半少し声が細めで細かいビブラート中心だったこともあり、 やや不安定感がありました。唄として良かったと思うのは「距離が縮まっていく音」 のあたり。演奏は、得意な曲は走りがちになり練習が足りていないと指がついて いかなかったり、という感じでした。それでも手数は以前に比べ増えてきているので、 演奏の華やかさがありました。「サマーバケーション」のようにピアノの音が 少ない曲は演奏がスカスカに聴こえてしまいます。あとは言葉の乗せ方や リズムの刻みのブレなど気になるところはまだまだたくさん。まだまだ良くなる 余地はありそう。
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copyright かみと,2011